地震の被害
古本屋で落語のLPレコードを衝動買いする。一枚六百円也。
帰宅していざ聴かんと、レコードプレイヤーのカヴァーを開けて驚いた。無惨にもレコードプレイヤーは息絶えておりました。原因は先日の地震。安物のプレイヤー(DENON/DP-29F)なので、電源スイッチは無く、トーンアームが支柱から外れるとターンテーブルが回る構造。地震の震動でトーンアームがターンテーブル上に飛び出したらしい。レコードが乗っていれば一通り再生して戻るのだが、悲しいかな針はゴムマットを引っ掻くばかり。何日間か知らないがゴムマットを引っ掻いてモーターが焼き切れたらしい。ゴムマットには深い傷が刻まれて、削られたゴムの粉が散らかっている。
レコードを聴く事なんて年に一二回なので、もうやめてしまってもいいのだ。だが、買ってきたLPが聴けない。さらに、去年くらいから値段と性能のバランスの良いレコードプレイヤーを見つけて気になっていたのだが、「今のでも聴けるし・・・」と自制していたのだ。
というわけで、迷わず新たなレコードプレイヤーを購入。現在入荷待ち。わずか六百円の古レコードを買ったことが、三万円の出費に直結するというお話。おそらく今の勢いだとSPレコード用のカートリッジとかも買っちゃうんだろうなあ。
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