« さねよしいさ子ライヴ | トップページ | 「男はつらいよ」全四十八作 »

2006年2月 6日 (月)

たまらないお尻

 ちょいと横浜まで行ってきました。ふらっと遊びに行ったんだけど、横浜港内を航行している船のお尻を見てクラクラしちゃいました。女性のお尻見てクラクラしたことはないのに、このお尻の魅力には抗えず、思わず乗ってしまいました。
 乗った船は横浜港のクルーズ船「ロイヤルウイング」。ありきたりな観光遊覧船の高飛車ヴァージョンで、乗船口ではヴァイオリンの生演奏、食事と一時間半のクルーズを組み合わせて、船内での生演奏、乗務員によるテーブルマジック、バルーンアートなどのエンターテイメント盛り沢山という子供騙し。それだけならば間違っても乗りたいとは思わない。でも、一目見た船の姿が「古き佳き客船」の姿だったので、思わず乗ってしまった。
 ちゃらちゃらした乗務員に船の来歴を尋ねてみると「大分の方を走っていた船で、くれない丸という船名」という事しか判らない。
 帰ってからネットで調べた所、

関西汽船 くれない丸(二九二九トン)
 一九六〇年三菱重工神戸で建造
 一九八五年まで関西汽船瀬戸内航路に就航

 という由緒正しい船であった。建造当時は阪神~別府航路の花形客船だったようだ。戦前から戦後にかけての純客船の美しさを集大成したような美しい船だ。船齢四十五年の老嬢だが、このような船が横浜で余生を送っているというのは嬉しい。客室内に乗ると飲食料金とセットにされて割高なので、暖かくなったら甲板料金でまた乗りに行きたい。

|

« さねよしいさ子ライヴ | トップページ | 「男はつらいよ」全四十八作 »