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2006年4月10日 (月)

池袋演芸場四月上席「池袋四月革命」

二〇〇六年四月九日(月)夜の部

( 粋  曲 )柳家亀太郎
「 夏  泥 」橘家文左衛門
「 お見立て 」林家たい平
( 漫  才 )ロケット団
「女柔道家の恋」林家彦いち
   (中入り)
「任侠流山動物園」三遊亭白鳥
「抜  け  雀」柳亭 市馬

 出藍の弟子Kちゃんと待ち合わせて入ると「席はありません」。えーっ立ち見かよと思いつつ入るが、無事補助席に着席。
 亀太郎は初めて見る。父三亀松もいいと思ったことは無かったが、これは酷すぎる。歌が下手、三味線が下手、ギャグは空回りの不粋曲。江戸川の土手でもっと稽古してから客の前に出てもらいたい。
 文左衛門の夏泥は季節外れだが、ふて腐れた長屋の主が迫力があっていい。「殺せー」の繰り返しにもう一工夫欲しいところ。
 たい平は相変わらず流暢な口跡とクドいくらいの表情付けのバランスがいい。
 ロケット団から高座のテンションは一気に上がる。この漫才師は本当に高座を湧かせる。まだ若いので、ドッと受けてから次の話に行くところでちょっと空白が生まれる。笑いの余韻を上手く繋げるようになったら怖いモノ無し。
 彦いち演ずる女柔道家は凄い。確かに田村亮子以前の女柔道家のイメージは、彦いちの演じる通りだったような気がする。座布団を使った演出も面白い。
 白鳥も更にハイテンション。ナンセンスだが飽きさせない噺で、老象政五郎のキャラクターが井の頭自然文化園の花子と重なってしまった。
 市馬については何も言うこと無し。いつ聞いても本寸法の芸で安心だし、良く通る美声も心地よい。同じでかい声でもうるさいだけのKん平などとは次元が違う。余計なギャグを無理に加えたりしないところも好ましい。

 喬太郎、歌武蔵が休演だったのでちょっと物足りないかと思ったのだが、どうしてどうしてチラシ持参割引では申し訳ないくらい満足でした。不思議にKちゃんと噺を聞きに行くと外れないんだよね。また一緒に行ってくらさい。<(_ _)>

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