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2006年5月22日 (月)

ただ反省

 本当に申し訳ありません。昨日私事、環七通り野方付近を時速六十三キロメートルという尋常でない猛スピードで走行したため、警視庁野方警察署交執係の大谷克博巡査に交通反則通告書を交付されるという、許されない罪を犯してしまいました。
 環七通りという狭い路地道の、両側壁のアンダーパスで両側からいつ歩行者が飛び出てくるかわからない状況で時速六十三キロメートルとは、自分でもどうかしていたとしか言いようがありません。更に、先行車と車間距離を取りすぎていたのも円滑な交通を妨害する運転技量不足であったと、深く反省します。
 わが「電波カー」にはレーダー探知機、無線機などを搭載しており、そこで速度取り締まりが行われていることは重々承知していました。それなのに時速六十三キロメートルという速度を「尋常でない猛スピード」と認識せず、安全な制限速度の時速四十キロメートルまで減速しなかったのは、私の感覚が狂っているとしか言いようが無く、率直にクルマを運転する資質に欠けていることを認めざるを得ません。
 心から今回の不祥事について反省するとともに、環七通りを通行するクルマが全て制限速度を守ることと、警視庁野方警察署の益々の繁栄を心より祈念いたします。

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2006年5月13日 (土)

柳家喬太郎独演会

二〇〇六年五月十二日 立川市市民会館小ホール

「  道  灌  」柳家さん作
「純情日記横浜編」柳家喬太郎
(  漫  談  )寒空はだか
「 三味線栗毛 」柳家喬太郎

 地元民なので、この会だけは万難排して参ずる。駅前はきれいになっても立川は田舎。都内でやるときとは明らかに客層が違い、七割程度の入りで高齢者と男性が多い。
 そんなドサキンを前に開口一番のさん作。演者の緊張が乗り移り凍り付く客席。顔立ちが二枚目なので損をしているような。教わった通り丁寧な道灌。
 喬太郎の一席目は「横浜編」。まくらに立川駅のおでんそばから入るのが憎い。そこからコロッケそば、とんかつそばと展開し、黄金餅をやるのかと思うと横浜編に入っているという、喬太郎マジック。お見事。もう名作と言っていい噺だが、関内駅で待ち合わせる(みなとみらい線開業前)とか、電話をかけに行く(携帯電話普及前)という所にかえって味わいを感じてしまう。
 心配された寒空はだかも、横浜編の余韻で結構受けていた。「姉歯ネハ」はちょっと旬を過ぎた感じだが、「落研ハイスクールロックンロール」は何度聞いても面白い名作。お約束の「東京タワーの歌」はいつも歌い出しのキーが定まらなくてハラハラするが、今回は低すぎて、修正をかけた二番(マリンタワー)は高すぎ。この不安定さが魅力なのか。
 最後は「三味線栗毛」。題名は知っていたが、聴くのは初めての演目。とても地味で儲からない(笑いを取りづらい)噺。ところどころに東京タワーの歌やアイフルなどのギャグを加えているのは息抜きの感じがする。地味な噺に無理矢理ギャグを加えるのはあまり好きではないが、この客層では適切だったと思う。

 遠いところをわざわざKちゃんが来てくれたので、行きつけの「ときわ」で一献。普段一人で飲んでいるのに珍しく女連れで行ったので、マスターがこっちをちらちら見ている。「その人誰?」って顔に書いてあるのに、気を遣って尋ねないのは心得てる。でもきっと次に行ったとき色々聞かれるんだろうなあ。Kちゃん遠路遙々ご苦労様でした。

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2006年5月 8日 (月)

映画二題

「寝ずの番」(二〇〇六光和インターナショナル)

 二〇〇六年五月七日 新宿文化シネマ2
 正直なところ時間つぶしで観ました。「かもめ食堂」にしようかと思ったんだけど、三丁目の立ち飲み屋でモタモタ飲んでたら始まっちゃったので。
 モデルは松鶴なんだろうなあ。臨終に「ソソが見たい」ってのは落語好きにはお馴染みのエピソードなので、落ちで大笑いは出来なかったが、実にばかばかしい話の連続で気持ちよく笑えた。落語好きってのは困ったもんで、私も祖父の葬式の時に「らくだ」や「片棒」を思い出して、思わずニヤリとしてしまった。勿論、実際にかんかんのうを踊らせたりはしないけど、映像で実現してくれるのは有り難い(テレビの「大岡越前」でも観た記憶があるが)。
 正直言って巷間噂されている「木村佳乃の大胆シーン」に期待する気持ちが無かったとは申しません。しかし大ガッカリです。あんなのを大胆とか色気とか言われちゃう木村佳乃って女子高演劇部レヴェルじゃない。

「ヨコハマメリー」(二〇〇五人人フィルム)

 二〇〇六年五月七日 テアトル新宿
 八〇年代後半から九〇年代前半に横浜にはよく行っていたが、メリーさんに遭遇したことはない。この映画が評判になるまで、その存在も知らなかった。ネットで色々調べて、観ておかないと後悔するなと思った。
 メリーさんが何者なのかの謎解きを期待してはいけない。メリーさんの素性は最後まで明らかにされないし、殆どが静止画でしか観られない。それでも関内ホールの客席、県民ホールのロビー、そして最後に映るメリーさんの姿はちょっと感動的だった。
 横浜の戦後をメリーさんという象徴的な人物を通して伝えるドキュメンタリーという評価が正しいのだろう。野次馬的な興味で観たので若干期待はずれではあったが、期待の方向が間違っていたのだろう。
 願わくばメリーさん自身のことを誰かが書いてくれないだろうか。殆ど己を語らなかった人のようなので難しいとは思うが、亡くなってまだ一年、今ならまだ間に合う気がする。

 ゴールデンウィーク最終日の最終回とレイトショー。ガラガラの映画館で観る映画はささやかな贅沢。
 四月の人事異動と花粉症で、連休も何も出来なかったけど、終わりよければ全て良しとしますか。あ、人事異動っても同じ職場で配置換えになっただけで、去年の今頃に比べれば大したこと無いんですけどね。

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