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2006年11月28日 (火)

高尾山の紅葉

 十一月二十五日土曜日、「紅葉でも見に行くか」と軽い気持ちで、母、妹、姪と高尾山へ向かう。紅葉時期の土曜日だから、暇な年寄りや行き場のない家族連れでそこそこ賑わっていると予想していたが、高尾山口の駅で下車して愕然とする。呆れ返るほどの人出なのだ。
 ケーブルカー乗り場へ向かう参道はラッシュの新宿駅の如く。特設ステージで聞いたことのない演歌歌手が歌っているケーブルカー乗り場は、大行列で五十分待ち。リフトも同様。四歳児を連れているので歩いて登るのは無理と判断。すし詰めのケーブルカーはやめて、リフトに並ぶ。
 リフトに乗っている間は快適だったが、降りるとまた大混雑。薬王院から山頂へ向かうメインルートの一号路は大混雑で、立ち止まるのも憚られる。薬王院をお詣りして、そのまま勢いで山頂まで歩く。四歳児は少々バテ気味なので、茶店でフランクフルトソーセージとチョコレートを食べさせる。
 再び歩いて戻るが、ケーブルカー、リフトとも下り七十分待ち。日が陰ってきて寒くなってきたので、一時間も待っていられない。「歩いちゃおう」と衆議一決して登山道を下り始める。
 同じ了見の人が多く、山道は大混雑。中にはミニスカートにハイヒールの強者などもいて「若いって素晴らしい」と感心する。道端にしゃがみ込んで愚図る子供が散見されるが、姪っ子はチョコレートが効いたらしく、時々休んでは歩き続け遂に麓まで到達。
 ケーブルカー乗り場の脇にあるモミジの木が、真っ赤に色づいて見事だった。そう言えば紅葉が綺麗だったのは山の麓。山の上は既に紅葉は終わっていた。群集心理で山頂まで歩いちゃった我々は一体何をしに行ったのだろう。

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2006年11月24日 (金)

ポップサーカス

 地元で公演中のポップサーカスを観に行く。サーカスを生で観るのは三度目。最初が木下大サーカス、次がボリショイサーカス、そして今回のポップサーカス。
 幼い頃両親から「言うこと聞かない子は曲馬団に売り飛ばしちゃうよ」と脅かされて育った。更に江戸川乱歩の探偵小説に描かれるサーカスや、チャップリンの映画のせいで、サーカスというと楽しさ華やかさよりも、気の毒な生い立ちの人たちが辛く苦しい稽古をしているという、もの悲しい先入観を抱いていた。齢三十を過ぎて初めて生のサーカスを観て、やっとそのような思い込みから脱却し、大人も子供も楽しめる娯楽として認識を新たにした。
 ポップサーカスの特徴は動物系の出し物が殆ど無い事だろう。出てきた動物は犬が六匹だけ。それ以外は全て人間の演技である。これは子供にとって若干退屈なようで、連れて行った四歳の姪っ子は後半飽き気味。一番楽しんでいたのは私の母親だったかも知れない。

 ところで、このサーカスに動物が出ないのは動物愛護の為なのだろうか。昔は曲馬団と言われたくらい動物の芸はサーカスの花形であったはずだ。動物に芸を仕込んで稼がせることが動物虐待なのか。ならば、芸は仕込まずに動物園で見世物にするのは虐待でないのか。こういう話が入り込むと、サーカスや見世物は途端につまらなくなる。
 というわけで、来週は姪っ子に見世物小屋を見せるべく、花園神社の三の酉に行く予定だ。能書きはともかく、今の内に見せておかないと無くなってしまうかも知れないから。

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2006年11月16日 (木)

しらす三昧

 米国在住の妹が四歳の姪を連れて帰省中で、普段は静かな家がとても賑やかだ。この姪っ子が、生まれも育ちもカリフォルニアなのに、好きな食べ物はしらすとイクラ。それくらいのものだったら貧乏伯父さんでも御馳走出来るので、家族揃って江ノ島へ出かけた。
 まずは参道近くの食堂で昼食。評判の「とびっちょ」は平日にもかかわらず大行列。一時間近く待たされそうな雰囲気だったので敬遠して、行列の出来ない食堂に入る。釜揚げしらすと生しらすの丼や、釜揚げしらすといくらの丼(各千五十円)を食べる。観光地の昼食にしては安上がりだが、かなり満足度は高い。
 続いて八坂神社の参道で土産物を冷やかしてから、新江ノ島水族館へ向かう。リニューアルしてからもう三度目の訪問だが、クラゲのコーナーが充実していて面白い。四歳児はイルカショーとペンギンに大興奮だったが、結構クラゲコーナーでもテンションが上がっていた。マニアの血を受け継いでいるのか?。
 帰りは江ノ電江ノ島駅近くの浜野水産で、お土産しらすや干物を購入。鎌倉在住の会社の同僚が「絶対お薦め」と言っていたしらすは絶品。大きいのや小さいのが混ざっているのが絶妙だ。
 これで数日はしらす三昧が続きそうだ。朝食は魚の干物、酒の肴はしらすおろし。ありがたいことである。

Photo_1 「藤浪」の釜揚げしらすいくら丼

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2006年11月 2日 (木)

アンデスの岩塩

 元同僚、今は兄妹同様(兄妹分の盃は交わしてないけど)なかんじの友達、Kクンが先日メデタク結婚。二次会パーティーのビンゴゲームで、何とワタクシ五番目にビンゴで賞品を獲得。今年の運は使い果たした感があるが、それはさておいて。
 もらったものは小型のペッパーミル。胡椒でも塩でもいいらしいので、アンデスの岩塩を入れて使ってみた。これがいいんですよ抜群に!。最近すっかりハマってます。
 まず、塩自体が美味しい。味音痴な私が言うのもおこがましいけど、JTの食塩とはまったく別物の味がする。所謂ミネラル分が多いので、不純物が豊かな味わいになるのだろう。柳家小三治師が「JTのは塩じゃなくて塩化ナトリウムという薬品」と言っていたけど、まったくその通り。さらに、岩塩を挽くので粒にばらつきがあり、細かい粒と粗い粒の溶ける速度の差が、更に微妙な味わいを加えているように感じる。
 そして、このミルの形状が素晴らしい。通常の頭をグリグリ回すタイプではなく、後ろの棒を押し込むタイプなので、ちょっと力は必要だが片手で作業が完結する。片手にトマトやキュウリを持ったままミルで塩を挽けるというわけ。これは想像以上に快適。
 更に、塩が適度に散らばるので、焼き魚の塩振りにも使いやすい。先週ウチではほぼ毎晩サンマ祭り開催中でした。
 ゲームの景品なんてたいていはその場で盛り上がってお終いなんだけど、今回はいいものをいただきました。Kクンありがとう。余談だけど、このミルで乾燥マタタビを挽いたら、猫が大喜びするかも。

Salt

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