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2006年12月27日 (水)

E233

 中央線の快速電車に昨日から新型車両が走り始めた。一昨日は気の置けない仲間と深酒、昨日は会社の忘年会で、一番列車には乗れなかったが、二日目に初乗車を果たした。

 新宿で19時35分の快速立川行きに乗車する。雰囲気は山手線や中央総武各駅停車を走っているE231とさほど変わらない。だが、中央本線の高尾以西や青梅、五日市、八高線にも乗り入れるので、半自動ドアになっている。初導入の区間ではしばらく混乱するだろうが、こんなものは慣れれば何でもなく、気の利いた乗客は自分一人が降りるときに社内側の閉扉釦を押す技を使えるようになるだろう。
 車内は扉上に液晶モニターが設置されて、中央線では初めて聞く自動放送が流れる。E231と異なるのは、吊革が黒くて低いこと、網棚がアルミ板の棚になっていること、手摺で分割される座席数が2+3+2(E231は4+3)になっていることなどだろうか。どうせ再来年あたりには「201系が懐かしい」と思うようになるのだろうが、取り敢えず新車投入には歓迎の意を表する。
 終点の立川で、折り返しの東京行きを携帯カメラで撮影。物好きそうなオッサンたちと、子供連れの母親が入り交じって撮影に夢中だった。

 ところで、何年か前には「中央快速線にはACトレインという今までの通勤電車の概念を覆す斬新な新型車が投入される」と聞いていた気がする。いつの間にE231の改良型で落ち着いてしまったのだろうか?。

E233

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