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2007年4月22日 (日)

急坂巡り

 先日渋滞を避けて多摩動物公園の脇を抜けようとしたら、もの凄い急坂を通った。ローギアでないと上れない程の傾斜で、乗用車同士がすれ違えないような狭い道である。面白くて思わず一往復半してしまった。そして、ネットで色々調べると、他にも結構な急坂があるようだった。

 にわか急坂マニアとなった私は、日曜日、東京近郊急坂巡りを敢行した。

成城クランク(N35°38′9″/E139°35′44″)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&oe=UTF-8&q=&om=1&msa=10&z=18&ll=35.635993,139.595606&spn=0.001652,0.002575
 下り一方通行で、傾斜はさほどではないのだが教習所のようなクランク。アプローチが判りにくい。

田園調布「急坂」(N35°35′50″/E139°39′35″)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&oe=UTF-8&q=&om=1&msa=10&z=19&ll=35.597322,139.65981&spn=0.000827,0.001287
 上り一方通行。標識には26%となっているが、実際にはそれほどの傾斜ではない。急坂になる手前を右に上がっていく脇道の方が、標識は22%だが急傾斜に感じる。

溝ノ口「馬坂」(N35°35′49″/E139°36′39″)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&oe=UTF-8&q=&om=1&msa=10&z=19&ll=35.597023,139.61083&spn=0.000827,0.001287
 26%の標識が経っており、左右に蛇行しているので相当なもの。長さも結構あって面白い。

上鶴間本町八丁目の坂(N35°31′47″/E139°27′9″)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&oe=UTF-8&q=&om=1&msa=10&z=19&ll=35.529812,139.452505&spn=0.000827,0.001287
 かつては32%と表示されていた坂だが、現在は28%に訂正されている。ただし最急勾配は十メートル程度なので、一瞬で通り抜けてしまう。近接する短い坂は最上部の最急勾配の部分が丁字路になっており、クルマが斜めに傾ぐので結構ハラハラする。

白山坂の脇道の坂(N35°27′9″/E139°19′43″)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&oe=UTF-8&q=&om=1&msa=10&z=19&ll=35.451428,139.328812&spn=0.000828,0.001287
 標識は27%。長さも結構あって面白い。今回行った中では「馬坂」と双璧。

多摩動物公園近くの坂(N35°39′5″/E139°24′22″)
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&oe=UTF-8&q=&om=1&msa=10&z=19&ll=35.651671,139.406371&spn=0.000826,0.001287
 最初に偶然発見した坂の再訪。比べてしまうとさほどの傾斜ではない。

 ネットで調べたところ、筑波山や福島の信夫山に面白そうな坂がある。機会があったら行ってみたいと思っている。

※坂の名称は「」付き以外は勝手な命名、()内は世界測地系の経緯度

写真は白山坂脇の坂(神奈川県厚木市)
Photo_2

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2007年4月18日 (水)

「アイランドタイムズ」(二〇〇七フジテレビジョン)

 ポニーキャニオンDVD

 ネットで偶然見つけた映画。青ヶ島が舞台になっているというだけの動機で購入。
 絶海の小さな島で、新聞記者を目指しながら地域新聞を発行している中学三年生の少年と、東京から来た訳ありげな転校生の少女との物語。真反対の方向で挫折感を感じた二人が、衝突しながらも共感していく。僻地の孤島というロケーションを上手に活かし、ありきたりな筋書きを面白くしている。

 二十年前に訪れた青ヶ島。定期ヘリコプターは運航しておらず、村営連絡船の欠航続きで、二三日のつもりが一週間ほどの滞在になった。映画の中に映る青ヶ島は、三宝港の桟橋は随分延び、小中学校は立派な建物になり、都道には信号機も設置されている。しかし、コンクリート舗装の道や噴火口の景色は往時のまま。十一屋酒店も変わっていない。そして何より、お世話になった民宿あじさい荘の特徴ある外壁が映ったのは嬉しかった。
 思い出を語り出せばきりがないが、お世話になった民宿あじさい荘のオバサンに会いたいと思いつつ果たせずにいる。台風のため予想以上に滞在期間が延び、宿賃を払えなくなってしまった私たち高校生三人組に、「雨戸を開けろ」「庭の草をむしれ」と指示し、「働かせたんだから客じゃない」と言って最初の数日分しか宿賃を受け取ってくれなかった。あの体験が、今の私の旅好き、島好き、船好きの大きな動機になっているように思う。

 映画は主演の柳沢太介が、大人びた同級生の女子に翻弄されるという、童貞臭溢れる演技で好演。期待した船の映像はさるびあ丸の船室内と、黒潮丸がちょっと映るだけ。せっかくだから還住丸も映して欲しかった。

 なお、私の青ヶ島訪問は一九八七年。初代村営船「あおがしま丸」最終航海で青ヶ島に渡り、二代目村営船「あおがしま」の初航海で戻るという日程でした。

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2007年4月15日 (日)

あずさ2号

 新宿駅の改良工事のため中央線の快速電車は運休、特急列車は中野発着という日曜日。所用があって都内に出たのだが、一時間ほど余裕を持って家を出た。

 第一の目的は中野行きの特急に乗ること。以前にも新宿駅工事で中野発の特急に乗ったことがあるが、今度は中野行きの特急に乗ってみたい。ちょうどいい時間に上り特急「あずさ2号」がある。自由席特急券ならば五百円だが、せっかくだから列車名が入る指定席を買う。滅多に見られない「立川→中野」の特急券を発券してもらい、立川8時42分発の特急「あずさ2号」中野行きに乗車する。
 車内はガラガラで、高架化工事の進捗状況を観察しながら(と言っても毎朝見ている風景なのだが)携帯音楽プレイヤーで音楽を聴く。曲は言うまでもなく狩人の「あずさ2号」。あきれるほどに短絡的な選曲だ。僅か二十五分の乗車時間で、撮り鉄が大勢カメラを構える中野駅七番線に到着。

 所用がある渋谷区内に三十分以上早く着き、選挙ポスターの掲示板を探す。これが第二の目的。渋谷区長選に快楽亭ブラックと宅八郎が出馬しているので、二人のポスターが並んだ掲示板の写真を撮ろうと徘徊した。しかし、いくら探してもポスター掲示板はなく、山手通りの歩道橋上から見渡しても発見できなかった。

Azusa2

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2007年4月12日 (木)

春の味覚

 帰宅して玄関の扉を開けたとたん、強烈な臭いが鼻腔に飛び込んできた。母親が散歩に行って摘んできたノビル(野蒜)の皮むきをしていたのだ。この季節、そこら中に自生している野草で、球根部分が小さなラッキョウのようで、ネギともニンニクとも違う独特の臭味がある。
 そのまま味噌を付けて囓ってもよし、刻んでノビル味噌にしても良し。食べ過ぎると翌日臭くてかなわないが、春を感じさせる味覚である。子供の頃はさほどに思わなかったが、酒飲みのオッサンにとっては極上の季節の味覚だ。

 そう言えば子供の頃から、祖父に連れられて河原の土手でカラシナ(芥子菜)摘み、家族で山でフキノトウ摘み、藪でタケノコ掘り、河原でツクシ摘み、セリ摘み&ノビル摘み、保育園では線路端のヨモギ摘み、秋にはギンナン拾い。ニワトリを飼っていた頃は町内の道端でハコベ摘み。随分と野の草を摘んでは食糧にして育ってきた気がする。

 ん?、今までずいぶん野の草を食べてきたけど、これは普通の事なのだろうか。もしかすると我が家は芯から貧乏で、副食物の不足を野草摘みで補っていたのか。そう言えば幼い頃の定番のおかずは「鯨ベーコンとキャベツの炒め物」だった。
 ま、今時道端の雑草に季節を感じるのも貴重な事だから、自分の育ちが中流だったか貧乏だったかに拘るよりは、素直に季節を感じたい。ノビルを囓りながらそう思うのであります。

Nobiru

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