栗コーダーカルテット「笛日和2008」
二〇〇八年二月一〇日 松明堂音楽ホール
今年で三回目の栗コーダー@松明堂音楽ホール。何と今年は昼夜二回公演で、二回とも完売の大人気らしい。開演の二時間前から整理券を配布するということだったが、小さなホールで席は選ばないからゆっくり到着。最後列で聴く。
八〇人しか入れない小さな空間なのに客席の熱気が感じられる。熱気といっても、バンドのライブみたいなギラギラしたものではなく、すごく温かくアットホームな雰囲気だ。一曲ごとに起こる拍手が盛大で、曲間MC(マイクは使ってないが)に入るタイミングがいつも待ち気味なのが、客席の熱気を象徴していたような気がする。
客席の反応が良いため喋りも長くなり、アンコール二曲目の前に、栗原さんが「篤姫始まりますよ」とコメント。二時間二十分ほどの演奏会があっという間だった。
今年も大満足の「笛日和」。続けてくれた松明堂音楽ホールとプロデューサーのOさんに感謝する。毎年書いているが、是非来年も続けて欲しいと願う。
終演後は同行した大学の同級生Y女史と国分寺で飲む。半年ぶりだが長いつきあいなので、緊張感無く飲んだり喋ったりしていると、あっという間に零時過ぎ。私は何とか電車で帰れたが、Yクンは惜しいところで終電に間に合わず。荻窪までタクシーで帰ったのだろうか。気の毒なことをしました。
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