焚き火を肴に酒を飲む
キャンプなどの経験がある人ならわかると思うが、焚き火をいじりながら酒を飲むというのは実に楽しい時間だ。先日発作的にこれがやりたくなって、長野にある山小屋まで出かけてきた。
明るい内に薪拾いをする。最近キャンプに行ったりしていないので、薪をどれくらい拾えばいいのかが見当がつかない。また、鉈を使うような薪作りをすると筋肉痛になりそうなので、へし折れる程度の太さまでの木を集めねばならない。山小屋周辺は落葉松の木が多く、毛のような棘が手に刺さる。それでも暫くすると薪が一山出来上がった。ペース配分にもよるが、五時間くらいは行けそうだ。
コンクリートブロックで適当なかまどを作り着火。遠火になる位置に、串を打ったニジマスを立てる。最初は鉄板でラム肉と野菜を焼いて食べようと思ったのだが、油を買い忘れたことに気づく。仕方ないので七輪を持ち出して、肉と野菜は網焼きで妥協。
日が暮れるといい感じになってくる。薪が若干湿り気味なのも適度にくすぶったりして楽しい。薪をくべたり、位置をいじったりしながら飲む酒は楽しい。最初はビール、それから焼酎と飲む内に時間が過ぎていく。明るい内から始めたのに、気がつくと夜十時近い。調子に乗って飲んだのでヘロヘロである。本当は熾(おき)の中にホイルで包んだジャガイモでも入れておいて、翌朝食べるといいのだが、今回はそこまで気が回らなかった。
来月には伯父貴たちと、久々に本格的なキャンプに行くことになっている。体力的な不安はあるものの、とても楽しみにしている。
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