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2008年7月23日 (水)

燻製に挑戦

 帰省中の姪っ子と、従兄弟の子供たちと、バーベキュー&川遊びというイヴェントを行った。場所は丹波山村の村営釣り場。奥多摩方面に数あるマス釣り場の中で丹波山村営を選んだ決め手は「つかみ取り」。子供四名は六歳以下なので、マス釣りはちょっと難しそうなので、大人はマス釣り、子供はつかみ取りにしてみた。
 最初はおっかなびっくりだった子供たちも次第にテンションが上がり、つかみ取りは大好評。釣りとつかみ取りで二十八匹ものニジマスを確保。現場では塩焼きにして、十五匹ほど持ち帰った。

 家では初の燻製作りに挑戦するため準備が整っている。一番安かった二千円のブリキ製燻製器とスモークウッド。漬け込み液は前の晩に作ってある。ネットで集めた様々な情報の平均値を選択する感じで、漬け込み液は水二リットルに塩三百グラムと砂糖百五十グラム。黒コショウ、ローリエ、バジルなどのスパイスと日本酒を適当に。これによく洗ったニジマスを漬けて冷蔵庫で一晩(十二時間)。
 翌朝は六時起きで、まず三時間ほど流水で塩抜きし、よく水気を拭いて風乾。天気が悪かったので、虫除けも兼ねて扇風機で風を送る。午後になって適当に乾いたので、いよいよ燻す。燻製器にセットし、ナラのスモークウッドに着火。温度計までは用意してないので、そのまま放置して四時間。蓋を開けてみると結構いい感じだ。しかし、背中の肉がまだ柔らかめだったので、更にブナのスモークウッドにも着火し、更に四時間燻す。
 出来上がったのは黒光りするような見事な燻製。水気もよく抜けており、ビールとの相性は抜群。手間と時間がかかるので、たまにしか出来ないが、面白い趣味だと思う。
 ただし器具類はヤニと匂いが結構大変なので、燻製器は段ボールで使い捨てにした方が、たまにやる道楽には向いているかも知れない、

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