海老取川でハゼ釣り
九月十二日金曜日、羽田の海老取川にハゼ釣りに行く。
海から遠いところに住んでいるので、釣り歴は長いがハゼ釣りは初めてだ。事前にGoogle Mapのストリートビューで、釣り場の近くにコインパークがあることを調べ、クルマで釣り場へ向かう。
どんな仕掛けで釣ったらいいのか全く判らないが、本やネットの情報と自分の釣技を勘案して、五、四メートルの渓流竿にシモリ浮子を四個。中通しオモリの〇、五号を遊動式にして、ハリス止め。ハリはハゼ用赤流線の六号。餌は青イソメである。九時台が干潮だったので、潮が上げていく中での釣りとなった。
十一時過ぎから十五時半まであちこち探り釣りをして、釣果はハゼ二十四匹と、小さなスズキが一匹。風が強くてアタリが取りづらく、仕掛け捌きも苦労した。このような天候の場合は、リール竿に天秤仕掛けの脈釣りの方が有利だったかも知れない。でも、晩酌の肴には十分な釣果があり満足。
家に帰ってはらわたを抜き、唐揚げにしてビールのつまみに。自分で釣った魚を肴に酒を飲むなんて、これ以上の仕合わせがあるだろうか。ちょっと味を占めたので、また仕掛けに工夫をして、ビールの友を確保しに行こうと思う。
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