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2009年5月20日 (水)

仏岩に登る

 大門川に釣りに行ったついでに、久しぶりに仏岩に登ってみた。

 仏岩は長野県小県郡長和町にある。大門川とその支流の本沢に挟まれた尾根に連なる岩塊である。白樺湖から国道一五二号線を上田方面に向かうと、鷹山集落への道を左に分けた先辺りから、尾根に並ぶ三つの岩塊が見える。登ることが出来るのは三つの中で一番低い向かって左の岩だが、江戸時代後期ににこの岩の上に応長元(一三一一)年銘の宝篋印塔(ほうきょういんとう)が祀られているのが発見された。しかし今日まで、この宝篋印塔を誰が何の為に、苦労して足場の悪い尾根の岩の上に建立したのかは謎のままらしい。

 高校生の時初めて登って以来、今回で恐らく四回目(以上)だと思う。今までは普通に国道(大門街道)脇の登山口から登っていた。
 今回登ってみようと思ったのは、当初仏岩が目的ではなかった。国土地理院の地図を見ると、釣りの為にしばしば入り込む本沢林道の終点から美し松ハイランド別荘地に続く歩道が記されている。この道の実体を調べたかったのだが、以前別荘地側を探ってもそれらしき道が発見できなかった。そこで、今回は本沢林道の終点側から実踏してみようと思ったのである。
 歩道の入口には「←仏岩」と書かれた小さな立て札が立っているが、地図で見る限りは仏岩の方向には向かっていない。暫く登っていくと、別荘地まであと百数十メートルの処で踵を返し、尾根に辿り着いた地点は送電線の鉄塔の下であった。
 そこから尾根伝いに整備された道があり、別の鉄塔の下をくぐり、美し松別荘地中の一軒の庭先に通じている。家の裏へ行く私道のような雰囲気なので、発見できなかったのも無理はない。
 同じ道を戻り、今度は仏岩方面に進んでみる。気持ちのいい尾根道が暫く続き大きな岩が現れる。ここで道は大岩を左に巻いて高度を下げる道と、大岩の裂け目に急登する道に分かれる。急登を登り、岩の裂け目を超えると、蓼科山方面は一望できる。そこから岩を巻く踏跡があったが、途中で消滅して引き返す。先ほどの分岐点から高度を下げると国道からの登山道に合流。アルミ梯子、鎖場、鉄梯子を経て仏岩に到着。特に最後の鉄梯子は岩と岩の間が深い。狭い仏岩の上は高いところ好きな私でも、すっかり腰が引けるほどスリル満点な場所である。三六〇度の眺望を暫し楽しむ。
 帰り道はさっき途中で引き返したルートが気になる。アルミ梯子の所から分岐する踏み跡があるので、そちらを辿る。かなり危なっかしい道を進むが、方向としてはさっき引き返した道の方向だ。しかし。突き出した岩の上でルートが無くなってしまった。よく見ればその岩の下が、さっき引き返した地点。無理をして岩を這い降りて先ほどの岩の裂け目に到達したが、ちょっと滑ったら下は千尋の谷。余程岩場に慣れている人でないとお勧めできない。と言う自分は山登りに関しては全く素人の運動不足オヤジなわけだが。

 この岩を巻くルートはお勧めできないが、往きに通ったルートは危なくない。国道側の登山口からだと高度差が一八〇メートル位あるが、美し松別荘地からなら高度差三〇メートル位。一旦高度を下げた地点からでも六〇メートル位の登りだからずっと楽そうだ。今度仏岩に登るときはこちらからの方が良さそうである。

GPSの軌跡
Chikeizu2

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コメント

仏岩には二度と登りたくない!
デブには拷問である!

ところで、今年もまた、仕事で小屋近くのM湖に行くことになった。T山ファミリー牧場とか、和紙の里に行く予定。

その中で、山本小屋から美ヶ原高原を歩こうと思うのだけど、あそこって、携帯入るよね。

投稿: メタ坊 | 2009年5月20日 (水) 22時02分

ははは、一緒に仏岩に登ったメタ坊さん、反応が早いですね。美し松別荘地からは本当に楽しいハイキング道の最後に急登って感じです。是非また一緒に行きましょう。
美ヶ原方面は携帯通じると思います。小屋周辺はウィルコム○、イーモバイル×みたいです。便利になりましたな。

投稿: へべれけ | 2009年5月20日 (水) 22時19分

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