鮎釣り初めの一歩
不惑に近くなって始めた鮎釣り。始めたばかりの趣味というものは大抵のめり込むもので、この夏の後半は鮎に明け暮れた感じだった。全国的に冷夏で、どこへ行ってもオトリ屋が「今年はダメだ」と渋い表情をするばかりで、初心者には大苦戦を強いられた。今までの戦果を並べてみる。
八月一五日相模川(葉山) 〇匹
八月二九日富士川(大島) 二匹
九月五日三面川(岩沢橋) 〇匹
九月六日三面川(布部、岩崩) 一匹
九月七日千曲川(大石橋) 〇匹
九月八日高原川(東雲橋) 一匹
九月一三日多摩川(多摩大橋) 二匹
九月二〇日神通川(大沢野橋) 九匹
九月二一日神通川(大沢野橋) 四匹
九月二七日相模川(葉山) 〇匹
今年好調の神通川まで足を伸ばしたが、結局「つ抜け」(二桁釣果)は出来なかった。四匹しか釣れなかった神通川の二日目では、隣で釣っていた師匠である叔父貴は二〇匹くらい釣っていたので、明らかに腕の差が出たと言える。「針何回替えた」と聞かれて返答に窮したら、「それじゃ釣れないよ」と言われぐうの音も出なかった。
それでもとにかく鮎釣りを始めて、ある程度寄せてからなら引き抜きの真似事も出来るようになった。次の目標はとにかく「つ抜け」である。
十月から多くの川は禁漁に入り、鮎のシーズンは終わりだ。しかし、まだ友釣りの出来る川もあるので、あと何回かは釣行したいと思っている。そして来シーズンに向けて、借り物でない自分の竿を一本持ちたいと思っている。
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