下回り塗装
車検時のシャシーブラック施工が何だかんだで沙汰止みになったので、自分で下回りの塗装を行うことにした。
下回りを覗き込んでみると、溶接部分や傷になっている部分に結構錆が出ている。ただ、全面的に塗り直す必要は感じられず、部分補修ですむと判断した。錆部分の下処理剤(テロソン「必殺錆封じ」)と家庭用の鉄部防錆ペイントを購入して準備した。
連休初日はまず下回りの洗浄から。高圧洗浄機を使って丁寧に下回りを洗う。今回はとりあえず内側のみ(車体底部のラダーシャーシの内側)やることにしたのだが、ジャッキアップしないとなかなか思い通りの場所まで高圧水が届かない。作業スペースが狭いのでイメージとはほど遠い作業となる。
乾燥のため町中を暫く走り回ってから下処理に移る。やはり作業スペースが辛い。舗装されていない狭い駐車スペースでの作業なので、鉄板を敷いてフロアジャッキで車体を上げても、ジャッキの性能を発揮しきれないのだ。ちょっとしか上げられないからウマ(リジットラック)を噛ませてもタイヤが数センチあがった程度にしかならない。床下のクリアランスは最低地上高の十九センチプラス数センチなので、体の向きを変えるのもつらい。そんな状態で錆部分にワイヤーブラシを掛け、下処理剤(粘りのない液体)を刷毛で塗布する。体勢が辛いのでどうしても横着な作業になりがちだ。上向きで作業するので、どうしても下処理剤が刷毛の柄を伝って垂れてくる。もうこの時点で「大体でいいや」という気持ちになって、一日目終了。
翌日は同じ体勢でペンキ塗り。ペンキはタラタラ垂れてこないから楽かと思いきや、結構糸を引くので難儀する。ともかく垂れようがダマになろうが構わずにベタベタ塗布して終了。見えない部分だから見栄えはどうでもいい。錆が防げれば船の塗装みたいに凸凹でもいいと思っているのだが、問題はそれより、手が届きにくかったり見づらかったりで手が着かなかった錆発生箇所であろう。
私の駐車スペースは屋根はあるものの下は土間である。やはり自分でクルマをいじりたい場合、舗装されたガレージが必要だと思う。平らで舗装された作業スペースがあれば、もう少しちゃんとした作業が可能だと思う。夏のボーナスに向けて、車庫舗装の見積もりでも取ってみようかしらん。
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