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2011年5月30日 (月)

鮎釣り二〇一一

・十月二十三日(日) 多摩川(残堀川) ゼロ

 所用で立日橋を通り、習慣で多摩川を覗く。昨日の雨でやや濁り気味だが、ヘラ、ルアー、鯉、小物と色々な釣り師がいる。続いて橋のすぐ下流で合流する残堀川の細い流れを覗いて驚いた。細い流れの中に小魚の姿が沢山見えるのだが、明らかに鮎で、盛んに苔を喰む動きをしているのだ。
 大慌てで家に戻り、釣り道具を持って川原に降りる。まずオトリを取りたいのだが、川幅約三メートル、水深十センチほどの緩い流れではコロガシの仕掛けを振ることも出来ない。仕方なく六、五メートルの渓流竿に友釣りの仕掛けを付けて、最終手段の鮎ルアーで探ってみる。魚の姿は見えるのだが、瀬用の鮎ルアーは浅い水深で苦戦。砂利の上をズルズル引きずるような動きしかできず魚を散らすばかり。子供が寄ってきて、「オジサン何釣ってるのー」と無邪気に聞かれるが、気まずいので「さかなー」と答える。三十分ほど頑張ってみたが、当然釣れるはずもない。
 チョロチョロしか流れがない川なので、川幅の狭いところへ四つ手網でも仕掛けて追い込めば、結構取れそうな気がする。まあ、取ったところで残堀川の鮎を食べようとは思わないが。

・十月一日(土) 浅川(クリーンセンター前) ゼロ

 台風の増水濁りが引かないまま十月に入り、実質鮎シーズンは終了。何とか最後にもうひと釣りしたいと思い、多摩川が濁りのため急に釣れているとネットで評判の浅川に行ってみる。クリーンセンター前の瀬でオトリ確保のコロガシを始めるが、気配なし。大水で洗われて川底の石にはハミ跡無し。護岸のコンクリートに残り垢とハミ跡があるが、魚の気配はない。周りに数名いる友釣り師も釣れている気配はない。一時間ほどコロガシをやって終了。鮎は下ってしまったようだ。涼しくなったので渓流用のバカ長を履いていったが、ダイワが一時売りにしていた「ベリピタソール」が剥がれっぱなしになって、バカ長も三シーズンで終了。
 釣行三〇日、釣果二〇〇匹を掲げた今年の目標は、天候に恵まれず、釣行二十二回、釣果一四四匹で終了。前半は調子良かったのだが、八月以降の台風増水が痛かった。掲げた目標は来年に持ち越しである。

・九月十九日(月・祝) 神通川(空港対岸) ゼロ

 三日目は昨日より少し上流の広い瀬に入る。前線の影響で雨が降っているが、それよりも風が強くてどうにもならない。周りにも釣り師は数人しかいない。昨日複合〇、〇七号の仕掛けをロストしたので、今日はフロロ〇、四号。瀬なので竿を立てると糸が煽られてオトリが水面に引かれてしまう。いや、それ以前に竿を立てている事が出来ない。こっちの下流に入った釣り師も同じように苦戦しているが、向こう岸の釣り師は、この風の中竿を立てて泳がせ釣りをして、時々ポツリポツリ釣り上げている。メタルラインの通し仕掛けでも使っているのだろうか。
 寒いし釣りにならないので、9時45分着の全日空、羽田発富山行きの着陸風景をカメラで撮影する。飛行機の離発着の風景というのは本当に面白い。航空機は人類の英知の結晶だと思う。乗りたくはないが。
 この日は万葉線と富山ライトレール、及び富山新港の横断道路の建設状況を見学。実は有給を取っていた翌二十日は、朝から雨が降っていたため釣りを諦め、あちこち寄り道をしながら帰宅。四日百匹を目指していた神通川釣行は、三日二十一匹という惨憺たる結果で終了。

・九月十八日(日) 神通川(空港対岸) 三匹

 日曜は晴れ。朝六時、大沢野のすき家は釣り師専用の様相。目標三十匹を掲げて、空港対岸のトロ場に入る。ところが、時々オトリが変な動きをするがちっとも釣れない。針を替えてみたりするが、状況は好転せず。揃いのウェアを着た威勢のいい連中が、結構深いのに対岸に渡っていくのを眺めている。十一時半ごろ、元気なオトリが上流岸寄りで根掛かり、外しに行くと胸までの深さ。足で石をひっくり返した途端、結構使っていた複合糸が切れ、同時に胸ポケットの七月に買ったMP3プレイヤーが水没逝去。ふて腐れて昼休み。
 場所を変えたいが混んでいて身動きが取れず、午後も同じ場所で再開。何とか一匹掛かるが続かず。夕方になって少し下流の分流のチャラ瀬が空いたので移動して、得意の土俵掃き釣法で二匹。しかし、狭いチャラ瀬の周りは釣り師が一杯で割り込めそうになく、そこで終了。ただ、この日は周りも余り釣れていない様子で、好調な人でもツ抜けしていない様子だった(負け惜しみ)。

・九月十七日(土) 神通川(大沢野大橋) 十八匹

 三連休で満を持して神通川へ。諏訪湖SAで車中泊して安房峠越え、初日は一昨年昨年といい思いをした大沢野大橋下へ。生憎の小雨模様だが、前回のように濁りで竿が出せないよりはまし。雨具を着ようかと思ったが小雨なので通常装備で釣り開始。すぐに雨脚が強くなりずぶ濡れになる。午前中はさっぱり釣れず。
 昼休み後は雨合羽を着て釣り再開。寒くなってきて震えるほどなのだが、結構釣れ始めたので止められない。十七時まで頑張って釣果は十八匹。九月だというのに型は小さく、目刺しサイズから十八センチくらい。遅いスタート、雨という条件にしてはまあまあの釣果に、明日以降の期待が膨らむ。

・九月十日(土) 大武川、釜無川(合流点付近) ゼロ

 先週の豪雨台風の影響で各河川とも水が引かない。釜無川を偵察すると、本流は無理だが大武川は何とか竿を出せそうな気配。岸のススキがなぎ倒されて、砂地がえぐれているで、先週の増水が結構大事だったのが判る。砂の多い川なので、当然石はピカピカに磨かれており、垢の気配もない。合流点から大武川を探るも気配すら無し、午後は濁っている本流を探るも同様。先週の雨で鮎はすっかり流されたのかとも思うが、流れの弛みには小バヤが群れているので、垢さえ付けば何とかなりそう。来週再来週と連休が続くので、それまでに垢が付くよう祈りたい。

・九月二日(金) 庄川(高速上流) 四匹

 台風が来ているので鮎ツアー最終日になりそうな金曜日。神通川は相変わらず濁っていてダメ。常願寺川を見に行くが、こちらも濁り。仕方ないので再び庄川へ。国道三五九号線を行くと、昨日は見つけられなかったオトリ屋を発見。オトリと漁券を確保して、高速道路の上流に入る。
 川岸には春日部ナンバーの無人のワゴン車が扉を開け放って駐めてあり、テレビの音声が大音量で聞こえている。川幅二〇メートル位の急瀬で、最初は赤い帽子の釣り師が、次に目の前の白い帽子の釣り師が入れ掛かりになる。午後にはジャージにサンダル履きの釣り師(竿は初心者用)が来て、川に一切立ち込まずにバカバカ釣り上げる。そんな中で釣れていないのは私だけ。周りはみんな釣れているのに、自分だけ釣れない最悪のパターン。十四時半頃に発電のため増水したのを機会に納竿。
 六日釣行で五十八匹。残念ながら平均でツ抜けはしなかったが、湖産鮎の引き味や、九頭竜返しを体験した、実りある釣り旅行だったと思う。また、濁りで竿を出せなかった神通川には、今年中に一度は行きたいと思っている。

・九月一日(木) 庄川(雄神大橋上流) 十三匹

 四日目は例年好成績を収めている神通川へ向かったが、増水濁りで断念。第二候補の庄川へ向かう。この川は事前にネットで調べてもオトリ屋の情報が皆無で不安だったのだが、不安的中。川沿いに行ったり来たりしても、釣り師の姿はあるがオトリ屋は見当たらず。随分遡って遂に、地元で有名な割烹店「鮎や」脇の道端にオトリ看板を発見。更に少し先の床屋には入漁証の幟があったので、何とかオトリと漁券を確保。
 適当な所に入ると、友釣り数名と網打ちが一人。川幅四〇メートル位の広いチャラ瀬なので網には好ポイントだろう。始めは反応が無かったが、午後に入ると調子が出てくる。空いている川でしか出来ない、流れの真ん中に立って、川幅一杯にオトリを動かす、得意の「土俵掃き釣法」(いま命名)でコンスタントに釣れて十三匹。夕方になると網打ちが来たので色々話を聞く。

・八月三十一日(水) 九頭竜川(下志比) 十一匹

 前日と同じ場所で釣る。昨日は遠慮気味に釣っていたが、今日は是非九頭竜返しを会得したい。観察は昨日十分したので、イメージは出来ている。
 一番乗りで川に入ると、今日は朝からアタリがある。二匹目で九頭竜返しを試みるが、大して立ち込んでない上に、力加減が判らず変な方向に抜くので、背後の草むらに放り込む。これではいけないと、流心近くまで立ち込んで何度か試みる内に、なんとかそれらしい九頭竜返しに成功。大変にいい気分だ。残念ながら午後はアタリが遠のいた上に、昨日同様風が強くなり、釣果は十一匹。九頭竜返しを試みなければ、もう二匹は確保出来たはずだが、楽しんだのだからそれは言うまい。

・八月三十日(火) 九頭竜川(下志比) 十匹

 三日目は憧れの九頭竜川へ。川幅百メートル程で、水深五〇センチから二メートル位の瀬が川幅一杯に広がっている。地元の釣り師が胸まで立ち込んで、鮮やかな九頭竜返しで取り込んでいるのを感心しながら、股下位の所で釣る。十一時くらいまで全く反応が無かったので焦ったが、どうにか挽回して十匹。大きくはないが、押しの強い流れなので結構な引きを楽しむ事が出来た。

・八月二十九日(月) 安曇川(船橋下流) 十二匹

 湖産鮎を堪能すべく、翌日は船橋下流へ。ところが、アタリが少ない上に風が強い。何と釣り始めから三匹連続でキャッチミス。チビ鮎で風が強いため、抜こうとする前に風に煽られて鮎があらぬ方に飛んでいく。監視員の話では、前日どこぞの大会で、五十人くらい入ったので場荒れしているとの事。なるほどチビ鮎しか居ないわけだ。午前はそんなで二匹、午後頑張って十匹だが、めざしサイズの鮎ばかり。チビ鮎ゆえに引き抜けないという変な釣りだった。

・八月二十八日(日) 安曇川(村井橋下流) 八匹

 今年もドカンと夏休みを取って、車中泊鮎釣り旅行。一度釣ってみたかった琵琶湖の湖産鮎を釣るために安曇川へ。山口オトリのオヤジが上流を勧めるので、比較的空いていた村井橋の下へ。朝は濁りが入っていたが、昼頃からは澄んでくる。チビばかりで八匹と今イチだが、湖産鮎の強烈なアタリと引きに痺れる。夜は早速焼いて食べてみたが、サンマみたいに脂が乗っており美味。ビバ湖産鮎!。

・八月十日(水) 釜無川(桐沢橋上流) 三匹

 釣りに行くのはいいのだが、帰りの高速の渋滞に辟易して、平日休みを取った。帰省ラッシュも始まる頃なので、早めに家を出て釜無川へ。
 桐沢橋の上流側に入る。釣り師は土日ほど居ないが、空いているわけでもない。平水笹濁り。午前中にポツリポツリ三匹。快晴で猛暑なので、昼飯と昼寝でゆっくり休憩し、渋滞を心配せず四時半まで粘るが午後は釣果無し。
 韮崎から高速に乗ると、電光掲示が「笹子トンネル2km、中野トンネル~小仏トンネル20km」と、日曜と同じ大渋滞。大月で一般道に降り、裏道を使いながら八時半帰宅。
 中央道上り線の渋滞は、場当たり的な三車線化工事が原因ではないか。小仏トンネルの手前に登坂車線を造ってから、渋滞がひどくなったと思う。もう渋滞はウンザリだ。根本的に何か考え直さなければと思う。

・八月七日(日) 桂川(曙橋上流) ゼロ

 昨日の渋滞疲れで目が覚めたのが五時半。近い桂川に向かうが、今日も朝から渋滞。
 小泉オトリから曙橋の上流へ入る。釣り師は大勢出ているが、垢腐れな上に濁りが入っている。水温は十八℃と低め。朝の内隣の釣り師が二匹釣ったが、私を含め周りは音無の構え。小さいのが一匹掛かり、しめたと思って引き抜くと通り掛かりの小鮠。
 早めの昼食を取って場所を上流に移すが反応無し。鮎の姿は結構見えるのだが、まるで追う気配がない。垢腐れで、ハミ跡は釣り師の靴で磨かれたような石にしか無い。水温は低いのでもっと追いそうに思ったのだが撃沈。雷も鳴り出したので、一時に納竿。早く切り上げたけどやっぱり渋滞。
 新しい竿にしてからボウズ率五割と低調だ。いい竿を持っているのに釣れないのは、初心者マークのベンツみたいで非常に肩身が狭い。

【鮎タモの張り替え】
 家に帰ると通販で買った替網が届いていた。愛用しているタモ(下野の安物、定価九千五百円)の網の部分が破れて、ほつれ始めていたので張り替えを決断したのだが、思い切ってシミズのテクノメッシュ替網(定価一万六千円)を購入した。今までの安い網と比べると、網自体にコシがあり、面としては滑らかなので使いやすそうだ。それにしてもこの替網、パッケージ内に一切張り替え方の説明がない。メーカーの見づらいウェブサイトを見ながらの作業は、なかなか難しいが楽しかった。
 次の釣行からは、この安物の枠に高級な網の鮎タモが活躍する予定だ。

・八月六日(土) 釜無川(穴山橋) 二匹

 野暮用や増水で暫く釣りが出来なかったが、久々に竿を出す。オトリ屋で聞くところでは、小武川の濁りが続き相当砂が出ているが、やっと引いてきたので、残り垢を探れとの事。初めて入った穴山橋だが、オトリを付けて泳がした途端にすぐにアタリ。きれいな背掛かりに気を良くするが、その後がさっぱり。昼休憩後、ヘタってきた野鮎を舟に納め、養殖オトリで再開。ここは居そうだというポイントで予想通り掛かるが、再び後が続かず。
 夏休み中で渋滞必至、土曜日なので気が済むまで釣ってゆっくり帰ろうと思っていたのだが、二時を過ぎると突風が吹き始め、雷が鳴って雨が降り出す。大事な竿を風で折りたくないので粘らず納竿。二匹の貧果で終了。
 夏休みなので仕方ないが、往きも帰りも中央道は渋滞。釣っていた時間より運転時間の方が長い。平日にのびのび釣りがしたいと切に思う今日この頃。
 釣った鮎はすぐに焼いてビールのつまみにするが、オトリ屋の言う通り砂が出ていたらしく、はらわたは砂抜きしてないアサリのようにジャリジャリ。そおっと噛んで味わう。

・七月十五日(金) 三面川(高速下) ゼロ

 渓流釣りの合間に一日三面川で鮎釣り。前田オトリの話では、今年は季節が一ヶ月遅いとのこと。出水の影響でずっと釣りにならなかったが、やっと釣れるようになったらしい。
 岩沢橋は大混雑なので、少し下流の高速下に入る。水位は高くないが濁っているのは、上流のダムに濁りが残っているのだろう。周りはそこそこ釣れているのに自分だけ反応がない最悪のパターン。煮干しより小さい稚鮎が掛かったのは、釣ったのではなく事故。
 電力逼迫の影響で、昼から水位が三十センチほど上がる。濁りが増して、ゴミなどが流れてきて釣りにくい。怪しい気配すらないまま十五時納竿。そう言えば去年も岩沢橋に入ったときは自分だけボウズだった。同行の師匠も四五匹の貧果。釣り方に何か問題があるのだろうか。

・七月一〇日(日) 釜無川(桐沢橋下流) 八匹

 先週に引き続き釜無川へ。解禁日に比べると空いていて釣りやすい。夏のボーナスで買った九メートル竿を初めて使う。八時半から始めるがさっぱり反応が無く、猛暑のせいもあって周りの釣り師がどんどん引き揚げていく。新竿でボウズかと暗い気持ちになるが、十時半ごろ待望の一匹目。その後思い出したようにポツポツ釣れて、午前中六匹。解禁日に比べて魚が小さい。午後は既に水温が二十五度。釣り師の姿も数えるほどしかいない。余りの暑さに水につかったり石に座り込んだりしながら二匹追加して十四時半納竿。
 新しい竿(銀影エアMT)は初めて使う胴調子だが、非常に力強くていい。今日のようにオトリが小さいと、水面まで引き上げたつもりが抜けてしまうくらい。遠くから一気に引き抜く場合なども非常に操作しやすい。昨日の千曲川みたいに、押しの強い川で大型の鮎を掛けても、比較的余裕を持ってやり取り出来そうだ。ちょっと思い切ったが、いい買い物をしたと思う。

・七月九日(土) 千曲川(依田川合流点) 五匹

 一昨年、去年と惨敗している千曲川の依田川合流へ。ここのところ依田川が好調らしく、大石橋から見ると釣り師は二三人しかいない。増水笹濁りで相変わらず水の押しが強い。どうもこの水勢に負けてしまうのだ。千曲としては控えめな二十センチ前後を午前四匹、午後一匹。コンスタントにオトリが循環しないから、ヘタったオトリを沈めるべく、オモリを付けたり、背環を打ったりする場当たり的な釣り方。手遅れというやつである。
 上流で雨が降ったらしく、午後は更に濁ってくる。しかし、ヘタったオトリが水面近くをヨタヨタしているようでは話にならない。まわりはコンスタントに釣れているのに自分だけ釣れない状態。初めて来た場所でもないのに、ポイントにあった釣りをしない横着者に、千曲の鮎は甘くなかった。

・七月三日(日) 釜無川(桐沢橋下流) 十匹

 釜無川の解禁日。最初穴山橋に向かったが、人の多さに怖じ気づき桐沢橋へ。こちらも大混雑。増水笹濁りの状況で八時半から釣り開始。初めて入る釣り場で濁っているので、要領を得ない。根掛かりを外しに行くと砂地で釣っていたりする。それでもポツポツ釣れるなと思っていると、十時前後に四五匹続くが、十時半ごろピタリと止まる。
 午後は濁りが引いてきて、時々思い出したように釣れる感じ。あまり粘っても、疲れてきて釣り方が荒っぽくなるので、十五時半納竿。数えてみると丁度十匹で昨日に続くツ抜け。放流も解禁も例年より遅くした甲斐あって、十五センチクラスだが肩の盛り上がった逞しい体型の鮎だ。
 今年は桂川と釜無川をホームグラウンドにしようと思っている。早起きしたら片道二時間の釜無川、寝坊したら一時間の桂川。ただし、今日の帰りは事故渋滞のため、峠越えで四時間コースだった。

・七月二日(土) 桂川(曙橋下流) 十五匹

 千曲川に行こうと思っていたのだが、早くも夏バテで起きられず。解禁日と同じ桂川の曙橋下流に九時入川。二日前に相当雨が降ったらしく、増水笹濁りで釣り師は少ない。これは期待出来ないと思って釣り始めたが、予想通り低調。大月市議会選挙の期間中らしく、選挙カーが曙橋に停車して、候補者本人がマイクを持って「釣り人の皆さん頑張って下さい」と暖かいご声援を頂く。オマエもガンバレ!。
 ところが、十一時頃から急に調子が出てくる。空いているので、一匹掛かると場所を変えてという拾い釣りで、昼休みの一時間を挟んで十四時頃までいいペースで釣れる。飯なぞ食ってないで続けていればとも思ったが、まあ欲張るのは止そう。ピタリ止まった後は十六時台に二匹追加して納竿。数えてみると今季初ツ抜けの十五匹。型は二〇センチから十五センチ程で、大きいやつは野鮎らしく黄色くてギザギザな背びれが頼もしい。
 七月になったので新しいウェーディングシューズとタイツを下ろしてみたが、大変快適で満足。でもまだ新しい竿は温存。

・六月二十五日(土) 桂川(曙橋上流) 二匹

 暑い日が続いたので期待して桂川へ。前回より数百メートル上流の小泉オトリから入川。平水、澄だが、やや垢腐れ気味。フェルト底の靴は全く効かない。
 七時半から始めて十時過ぎに手応え。びっくりするほどの大物なので抜かずに引き寄せると何やら違う雰囲気。二十五センチの岩魚がきれいな背掛かりで掛かった。外道だがいい引きを楽しませてもらった。その後アタリ無く十一時から昼食、昼寝休憩。
 十三時からポイントを変えて再開。ススキの茂るヘチ脇を狙う。強風に悩まされながら、一匹バラシの後、何とか十センチほどのチビ鮎を取り込み、それをオトリにする。すぐに目印が吹っ飛ぶ小気味いいアタリで十五センチほどの元気な野鮎が掛かる。申し分のないオトリを確保し期待したが、その後続かず。雨が降りそうな気配なので十六時納竿。水温十八~二〇度で好条件と思ったのだが、周りを見渡しても低調だった。
 千円高速が終わったせいで高速も空いていて快適。桂川までなら通勤割引の時間帯だと五〇パーセント割引で、休日千円と変わらない事に気がついた。

・六月十二日(日) 桂川(曙橋下流) 一匹

 先週に引き続き桂川へ。雨が降りそうな曇天のため釣り師は少ない。二匹買ったオトリの内、見比べて元気な方を温存すべく曳舟に移そうとした途端に逃亡。幸先が悪い。一匹だけのオトリで釣り始め、九時過ぎに待望の一匹目が掛かるが痛恨の身切れ。十時半にはオトリがへたったので場所を変える。
 あちこち偵察しながら下って、鶴川の合流点付近へ、こちらは狭い川に友釣り、毛針が大勢いる。川原で昼飯にしてから、元の場所に戻る。
 オトリを買い直して、十三時頃から釣り再開。水温は十六度と、朝から上がっていない。十四時頃待望の一匹目。小さいが丁寧に取り込む。オトリが野鮎になればこっちのものと頑張ったが、その後反応無し。十五時まで頑張って撤収。鮎の姿は見えるし、ハミ跡もそこそこあるのだが、水温が動かないと追いが悪いのか。
 帰りは駆け込み千円高速で大渋滞。高速は使わず超裏道で帰宅。

・六月五日(日) 桂川(曙橋下流) 九匹

 桂川の解禁日。相模川が濁って釣りにならないせいか、大混雑で場所の確保に苦労する。
 七時入川で水温十四度、八時過ぎに待望の一匹目が掛かると、ポツリポツリ釣れて、昼前頃ピタリと止まる。十センチ台前半のチビばかりで、水温が低いせいか掛かっている事に気づかないようなのもいた。十三時まで頑張って納竿。数えると九匹(囮含まず、以下同)。ツ抜けまでもう一匹で惜しかった。しかし、川を見た瞬間あまりの混雑に帰ろうかと思い、水温を測って絶望的な気持になったわりには大健闘だったと思う。
 混雑のため今日も新竿は出番無し。夜予定があるため、昼休みから戻ってくる人たちと入れ違いに早上がり。

・六月四日(土) 多摩川(中流) ゼロ

 というわけで、昨年同様坊主スタートと相成りました。
 早起きして相模川へ向かい、六時前に到着したものの濁りが抜けておらず、竿を出している人は一人。斉藤オトリ店でオトリを購入して、多摩川へ向かう。
 多摩川は平水、澄み。先週の大水で石が洗われてきれいで、垢付きゼロ、水温一七度。他に釣り師はいないので、足元のチャラチャラから深場までオトリを泳がせるが反応無し。二時間半ほど頑張るが、鮎の気配なし。川を歩き回ってみるが、ハミ跡も魚の気配もない。史上最高の遡上量と言われている多摩川だが、日野の方までは遡上していないのか。そういえば、連休に様子を見に行った日野用水堰でも、鮎の姿は全くなかった。どこかの魚道が壊れて、遡上鮎が止まっているのか、先週の大雨で流されちゃったのか。
 新しい竿も使わず終いだったが、まあこの先シーズンは長いので焦らない事にしよう。

(追記)
 私が撃沈している間に、渓流釣りの師匠である伯父貴が、高原川で五〇センチと五十四センチの虹鱒を立て続けに釣り上げたという写真付きメールが届く。沈黙・・・・・・。

・六月一日(水) 解禁断念

 満を持した解禁日は、週末の大雨の影響が残り釣行断念。相模川は本流はダメでも中津川なら竿を出せそうな状況らしいが、四月並みの気温で寒い。これでは水温も上がらないだろう。
 仕掛けのことを書いてみる。昨日までに幾つも鼻環周りの仕掛けを作成した。フロロカーボン(又はナイロン)一号又は一、二号四〇センチに道糸側には結び玉、ハリス側にはハリス止め一体の逆さ針を結び、鼻環をPE糸の編み込みで遊動式にして取り付ける。事前の準備はこれだけ。現場に行ったら天上糸(PE)と道糸(ナイロン〇、四~〇、六号)、市販のハリスつき三本錨と接続して完成。金属糸(複合メタル)を使う場合は道糸の下半分が金属糸に変わるだけ(天上糸がナイロンになる場合もある)。接続は電車結びで瞬間接着剤は使わない。
 こんな大雑把な仕掛けでも釣れる時は釣れるのだ。天上糸を折り返して編み込んで、金属糸をジョインターで接続とか皆さん色々やっているみたいだが、私は面倒なのでやらない。「仕掛けは単純なほどいい」が持論だ。終盤の大型狙いの時は竿先から逆さ針まで〇、八号通しなんて仕掛けの時もある。仕掛け作りに時間がかけられないというのが本音だ。

・解禁にあたり(五月三〇日)

 今年も待ちに待った六月一日の鮎解禁日が来る。五月中に解禁になる有田川、日高川、興津川、狩野川などへの釣行も考えたが、やはり一般的な解禁日である六月一日を待つことにした。
 一昨年はとりあえずやってみたというだけだったので、実質的には去年が初の鮎シーズンで、釣行二十一回、釣果一〇七匹、平均五匹という結果だった。
 解禁に先立ち、昨日九メートルのメイン竿を購入し、メイン竿九メートル、サブ竿八メートルの二本体勢となった。家の庭には新たに九〇センチ水槽を設置し、オトリ屋の無い多摩川でオトリを翌週に循環することも試みようと思う。
 あまり大上段に構えても仕方ないので、今シーズンの目標は釣行三〇回、釣果二〇〇匹としたい。春先が寒かったので各河川とも鮎の育ちは遅いようだが、多摩川、相模川は遡上数も多いようだ。
 まず解禁日の六月一日は、昨年同様相模川へ行こうと思うが、相当雨が降ったのでどうなるだろうか。

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コメント

釣りには興味ないんだけど・・・
水槽でアユの件はちょっと興味あるな。
熱帯魚飼いですら夏場の水温上昇をどうやってしのぐかで苦労してるのに、果たして鮎が1週間もつかどうか・・・
もちろん冷却の手立てがあるなら話は別だけどね。
続報に期待してます。

投稿: なべちー | 2011年5月30日 (月) 19時54分

 ご指摘の通り、温度上昇が最大の問題なわけです。しかし、飼育が目的ではなく、あくまでオトリ確保のためなので、数万円の水槽用クーラーなど導入する気はありません。水槽だってピーデーで1500円の中古です。
 鮎の限界が28度と言われているので、原始的だけど日除けをして風通しをよくし、水流と曝気を強くしても、盛夏には保たないだろうと思います。
 井戸がある家に住んでたら、庭に池作って鮎や山女魚を泳がせておきたいねえ。

投稿: へべれけ | 2011年6月 1日 (水) 15時31分

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