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2011年9月25日 (日)

点火プラグ交換

 以前本頁にプラグコード交換の話を書いた。クルマのエンジンが低速時に失火を起こして、ガタガタ調子が悪いという話だ。調べた結果、プラグコードの取付不良という結論になり、プラグコードを元に戻して一件落着という話だった。しかしそれから暫くすると、同じような症状が再び現れ始め、プラグコードの取付不良は冤罪の可能性が出てきた。
 六万キロのオイル交換のついでに、再びエンジンヘッドのカバーを外してみる。プラグコードを純正に戻し、プラグを交換してみて、それでもダメならば点火時期の問題なので、ディーラーでコンピューターを調整してもらうしかない。
 まず、プラグコードを純正に戻して走行してみるが、エンジンが十分暖まった状態で試しても、相変わらず症状は出る。プラグコードはシロ。エンジンが冷えるまで待って(これが長くて大変だった)、今度は点火プラグを交換。ボッシュのプラチナプラグを外すと、前回見たとき同様、四本ともいい色に焼けており、燻り、欠損等は見当たらない。以前使っていたデンソーのイリジウムプラグに交換して走ってみると、見事症状は解消。エンジンの回転の不安定さも一気に解消した感じだ。念のため外したプラグの中心電極とプラグの抵抗値を測定してみた。抵抗値は結構バラバラなのだが、やはり一本が導通していない。よって、不具合の犯人は点火プラグの不良と判明した。ボッシュのプラグは個人的に好きだったので残念だ。
 しかしここで新たな疑問がわく。何故プラグが不良になったのかという問題だ。前回書いたと思うが、この不具合は五年目の車検整備から帰ってきて以降に発生した問題だ。そして前回原因を探したときに、プラグコード(社外品)がしっかり差し込まれていなかったのが失火の原因と結論付けた。しかし、プラグコードをしっかり差し込んでも再び症状が出たのである。この接触不良の状態が暫く続いたのが、点火プラグに負荷を掛けて故障する原因となったのではないか。色々原因を考えると、やはりプラグコードの取付不良が一番の容疑者と言えるのではないか。
 取り外した点火プラグは、ガサガサッと道具箱に放り込んでしまったので、今となっては不良品が何番に刺さっていたプラグなのかが特定不能だ。外すときにそこに気づいていれば、より容疑がはっきりしたのに、残念な事をした。
 再審の結果も完全に原因を特定するには至らなかったが、状況証拠を積み上げていく限り、真犯人はいい加減な仕事をしたディーラーのメカニックである。一層ディーラーへの不信感が募って、今回の回転不良問題は決着。オイル交換時にドレンプラグの磁石に今までに見られなかった鉄粉が付着していたのは、今回の不具合で、エンジンにダメージがあった証拠だ。クルマの寿命を少し縮めてしまった気がする。

Bosch

外したボッシュの点火プラグ。一番右が不良の一本。

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2011年9月21日 (水)

ふれあい石像の里

 神通川釣行の最終日、雨と増水で釣りを諦めたので、ゆっくり寄り道をして帰ることにした。当たり前に国道四十一号で神岡まで戻っても面白くないので、神通川の対岸から川を眺めながら遡ることにした。
 笹津橋のたもとから県道一八八号に入って細い道を進んで暫く行くと、突然異様な光景が目に入り、思わずクルマを止めた。道端から山の斜面にかけて、無数の石仏が並んでいるのだ。五百羅漢なのだろうと思って、クルマから降りるが、結構強い雨が降っている。取り敢えずカメラを持って入口に近づく。脇には「ふれあい石像の里」という石碑が建っている。石仏ではないようだ。雨が強く雑草の生い茂った地面は一面の水溜まりになっているので難儀するが、それ以前に雰囲気が異様で立ち入っていいものか不安になる。幸か不幸か霊感というようなものとは無縁の人間なので、感じるのは大好きな脱力系オーラのみである。人の気配はないが、入口は開放されているので入って差し支えないだろう。
 石像に近づくとびっくり。石仏ではなく石像、仏像ではなく普通の人の大きな石像が無数に並んでいるのだ。入口から見ると右(道路側)と左(山の斜面側)に石像が向き合う形で整列して並んでおり、右奥の一角には石像群より小さめな仏像がびっしり、左奥にも斜面に石像が並んでいる。そして、一体一体の石像は明らかに実在のモデルがありそうな具体的な人物像で、服装もスーツ姿や和服姿など様々。台座の一番下に名前らしきものが彫ってあるのだが、これが漢字フルネームだったり名字だけだったり名前だけだったりとバラバラ。中には漢字が判らないのか、外国人なのか、愛称なのか、片仮名書きのものもある。あまりにシュールなのでじっくり観察したかったが、雨脚が強い上に水溜まりと雑草で靴がずぶ濡れである。残念ながらざっと眺めて写真を撮って退散してきた。
 帰ってからネットで検索すると出るわ出るわ。その道では知られた脱力スポットらしく、詳しい探訪記があちこちに掲載されている。脱力スポット大好きな私が、毎年神通川に通いながら知らなかったのは迂闊としか言いようがない。
 この「ふれあい石像の里」と「おおさわの石仏の森」の概要は是非ネットで調べていただきたい。事細かなレポートや写真が掲載されている。それにしても、予備知識無しに突然巡り会ったインパクトは相当なものだ。雨で人っ子一人居ないというのも素晴らしい。ここを全く偶然発見したというのは、何と幸運なことだろう。今回私が見落とした「おおさわの石仏の森」も併せて再訪し、じっくり観察しようと思う。ただ、一つ心配なのは、ネットで見る探訪記事に比べ、現在は雑草が伸びてやや荒んだ印象を受けた。石像も風にさらされて黒ずんできており、一層うらぶれた感じがする。個人の道楽で開設された脱力スポットの宿命として、主の手を離れると一気に荒廃することが殆どだ。淡路島の世界平和大観音や高坂のニコニコ園みたいに立ち入り禁止の廃墟にならないことを祈りたい。
Photo

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