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2011年11月 6日 (日)

親鸞聖人立像

 文化の日を絡めて連休を取得し、計画性のない旅に出る事にした。鮭の遡上と紅葉を見物するという大雑把な目的はあるが、車中泊なのでスケジュールは無いに等しい。
 鮭の遡上は新潟県の三面川で見るのだが、前夜に発ってサービスエリアで一泊しているので時間に余裕がある。そこで、中条にある親鸞聖人像を見に行く。
 釣りの行き帰りに日本海東北道の上から遠くに見える仏像のようなもの。以前から何だろうかと思っていたが、ネットで調べると(「中条 巨大」ですぐヒット)、高さ四〇メートルの親鸞聖人像と判明した。高速を中条で降り、海岸方向へ向かって突き当たりを右折。程なく視界に現れる巨大像は一般的な巨大仏とはやや趣を異にする。何しろモデルが実在の人物なのだ。巨大物というものは、大抵神々しさと馬鹿馬鹿しさが合わさったような感想になるのだが、親鸞像はやけに生々しい。ネットで調べた所によれば、胎内巡りなども出来るようなのだが、それらしい案内の類は見当たらない。仕方なくぐるっと一周して全体を眺める。背中に二本、避雷針の電線が這っていて、土台の周りは池になっている。池の水は緑色に濁って透明度がほぼゼロだが、歩いていくと何者かが水の中で人の気配を察して逃げるらしく、水面がユラリと動く。姿は見えないが河童かも知れない。
 同じ敷地内に西方の湯という日帰り温泉がある。時間があるので一浴びしようと思い玄関を入るが人の気配がない。自動ドアが開いて中に入れるし、事務所に電気は付いているが、人がいないのである。玄関の外へ出て見回すと、営業時間は十時かららしい。まだ時刻は九時ちょっとだ。まだ営業時間前のようだ。
 玄関前で首輪を付けた白黒の子猫三匹がじゃれ合って遊んでいる。よく見ると一匹がメジロらしき小鳥を咥えている。子猫のくせに野鳥を捕らえるとは大したものだ。他の二匹はそのメジロが欲しいらしく追いかけ回しているが、狩人猫は唸って放さない。暫く猫たちを観察して、親鸞像を後にする。
Photo

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