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2012年9月11日 (火)

おおさわの石仏の森&ふれあい石像の里

 ちっとも釣れない神通川の鮎に見切りを付けて、土曜日一日で北陸の珍スポットを巡ることにした。

 まず向かったのは、おおさわの石仏の森&ふれあい石像の里。ここは以前偶然に通りかかって発見し、後にネットで調べて概要が判った珍スポット。富山の実業家某氏が私財を投じて作った施設で、神通川を望む山の斜面に中国製の石仏石像がずらりと並ぶ様は圧巻。石仏の森の方は所謂五百羅漢で、様々な石仏が五百体並んでいるそうだ(数えたわけではない)。
 今回は念入りに全ての石仏をくまなく見て回ろうと思い、朝七時から探索を始める。残念ながら最上部の二区画ほどは通路が藪に覆われてしまい立ち入れなくなっていた。それ以外も通路部分に雑草が茂っており、あまり手入れが行き届いていないようだ。様々な仏像があるが、生首を持っていたり、蛇に絡まれていたりするものは印象が強い。しかし、数が多すぎるせいか、一体一体の印象よりは全体を眺めた時の数の多さの方が印象が強い。一目五百体は壮観である。通路の雑草だけでなく立木の枝も伸びてきているので、草むらや木立に隠れかけている仏像が多いのも残念。
 石仏の森から八百メートルほど上流にある石像の里は、石仏ではなく創設者の友人知人をモデルにした石像が並んでいる。こちらは実在の人物だけによりシュールである。一区画だけ、石仏の森と同じような仏像がひしめいている区画があるが、ネット情報によれば石仏を八百体作成して、石仏の森に五百体、こちらに三百体設置したのだとか。石仏の森をもう少し詰めて八百体全部並べた方が統一感がある気がするのだが。石像の土台部分にはモデルの名前が刻まれているが、漢字フルネームのものは少なく。名字だけ、名前だけ、愛称らしきものなど様々である。ポーズは正面向いてすましているものばかりではない。明らかに釣りに行った時のスナップ写真をモデルにしたと思われる、魚を持って笑っている像などもある。ここの創設者とうっかり釣りなどに行くと石像にされてしまうようだ。自分をモデルにした石像が勝手に製作され、名前入りで陳列されていたら本人は驚くだろう。名前があやふやなのはその辺に気を遣ってなのか。気の遣い所がずれているような気はするが。
 石像は全て中国の石工が製作しているそうで、材質は白くてきれいな石だ。しかし雨風に晒されているせいで黒ずんでしまっている。所々雨の当たらない部分に元の白さが残っているものがあるが、殆どは石の地蔵のような色合いである。五六年前のネット情報だと、新たに製作された石像が陳列されるのを待っているようだったが、現在新規製作はストップしているようだ。
 この二つの施設は春か秋に来るのがいいと思う。冬は雪に埋もれているだろうし、夏は雑草が茂って歩きづらい。足元の悪い傾斜地を歩き回ることになるので、夏に来るなら暑さと虫への対策をしないと厳しい。

Photo

全景、左が石仏の森、右が石像の里。神通川対岸より撮影。

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コメント

また珍スポットへいらしたようで。
800とは!壮観だろうなあ。

投稿: 梅奴 | 2012年9月12日 (水) 22時09分

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