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2013年11月16日 (土)

関門トンネル人道

関門国道トンネル(国道二号線)

 下関の造船所で進水式を見学する前に、時間繋ぎで関門海峡のみもすそ川公園で観光時間が三十五分ほどあった。みもすそ川公園といえば関門トンネル人道の下関側の入口である。宇部市営観光バスのバスガイドは、人道は長さ七百メートル以上あり、向こう岸まで行ってくる時間はないと言う。しかし私の感覚では、自分の歩く速度は時速五キロ、三十五分あれば余裕で門司まで往復出来そうだ。何らかの支障があっても、十五分進んだところで引き返してくればいい。これは乗り鉄だった頃に、乗り換えで待ち時間があると、待ち時間から五分引いた時間を半分に割って、その時間で行けるところまでとにかく行ってみるというのが行動パターンだった。前から行ってみたかった関門人道に行ける機会が図らずも巡ってきたのだから、迷わず行ってみようと思う。
 同じツアーの参加者たちとエレベーターに乗って、下関側の入口を降りる。エレベーターを降りると広いフロアがあり、その一角に幅約四メートルのトンネルが口を開けている。他の参加者たちはトンネルの様子を眺めているが、私は早足で歩き始める。暫く進んで振り返ってみたが、私と同じく向こう岸を目指そうという物好きは他にいないようだ。
 トンネル内は床面が黄色く塗ってあり、天井には所々に監視カメラ、壁面には緊急用のインターホンが設置されている。海底トンネルでは標準の中央が低い落込勾配になっており、その一番低くなった部分が山口、福岡両県の県境で、床に県境線と県名がペイントされている。
 対岸の門司まで所要時間は十分弱。余裕があるのでエレベーターで地上に上がり、みもすそ川公園の対岸から関門橋と関門海峡を眺める。海峡は潮の流れが速く、後でバスガイドに聞いたところ、この日の潮流は時速八ノット(約十五キロ)で、大潮の時には十ノット(約十八キロ))になるということだ。こんな流れの速い海峡を結構な大型船が通過していく様は、見ていて恐ろしいと感じる。
 急いでトンネルを引き返すと、まだバスが出る時間まで十分ほどある。みもすそ川公園の長州砲や義経の八艘跳びの像などを眺めるが、海峡を通る船を見ている方がずっと面白い。海峡を俯瞰出来る場所で双眼鏡と受信機を持って、、関門海峡海上交通センター(関門マーチス)の無線を聞いていたら一日飽きないと思う。
Kanmon
(関門トンネル人道 下関側から)

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