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2014年1月 9日 (木)

桃厳寺大仏

 名古屋市千種区の名古屋大学の北に桃厳寺(とうがんじ)という寺があり、本堂の墓地の間の一段低い場所にコンクリート製高さ十メートルの大仏が鎮座している。名古屋の街中とは思えない、広くて静かな境内を歩いて大仏と対峙する。一九八七年建立とかなり新しい大仏だが、新しいだけに状態は良く、全身が鮮やかな緑色に塗られているのが珍しい。庄川大仏が同じくコンクリート製で緑色だが、こちらの方が遥かに鮮やかな色で、唇や目、白毫は金色に塗られている。そして面白いのは台座に八頭の象が大仏を守るように配されている。こちらも真緑の象達である。
 本堂の脇に入り口があり、軒に吊された鐘を叩いて住職を呼ぶ。弁財殿の拝観料千円を払う。本堂には直径一メートルはあろうかという巨大な木魚があり、その先の弁財殿には秘仏裸弁天が安置されており、その奥には多数の木彫り男根が並べたれた一角もある。更に屋上に上がると仏塔があり、木々の上に顔を出した大仏を眺めることも出来る。周囲には大きなビルが林立しているので、ここだけが異空間であることを確認出来る。
 また、廊下の壁の至る所にいろいろなパネルが展示されており、大仏の建造過程の記録などの他に、来訪した有名人の色紙や記念写真が貼られている。売れない噺家や漫才師の色紙が多いが、一部大物芸人のものも含まれている。聞いたことのないヨガの権威の写真などはどう反応していいのか判らないが、田原俊彦がザ・ベストテンで、この寺から生中継をしたという、限りなくどうでもいい知識を得る事が出来る。
 正直なところ、オレちゃん博物館としてはそれほどの規模でもなく、目玉は巨大木魚とくらい。不確かな情報では、年に数日の開帳の日には裸弁天の衣が脱がされるらしいが、正直どうでもいい。なので、千円の拝観料は高く感じるが、拝観記念に金色の小さな男根の入ったお守りが貰える。首席の馬鹿話のネタには使えそうなので、それを含めて千円ならまあまあだろうか。
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