鮎釣り二〇一四
・一〇月五日(日) まとめ
台風十八号が接近して今年の鮎釣りも終了となりそうなので、一応まとめをしておく。
台風十八号が接近して今年の鮎釣りも終了となりそうなので、一応まとめをしておく。
振り返ればシーズン始めには「釣行二十五日、合計二五〇匹、一日平均一〇匹、一日最高三〇匹を目標」などと勝手なことをほざいていたわけだが、結果はこの通り。
二〇一四年 釣行二〇日、計一二〇匹(一日最高二七匹、平均六、〇匹)
まあ、結論から言えば、合計匹数では二〇一一年の一四四匹に届かず、一日の数では二〇一〇年の三四匹に届かなかった。傾向としては、年券を買った神通川と、高速が開通して行きやすくなった酒匂川への釣行が殆どであった。同じポイントばかりなのは面白くない気もするが、川の変化や気候の変化で同じ場所でも釣れ方が変わるのを多少は感じることが出来た。
反省点は、まず相変わらずの集中力不足、というより気合いが足らないというべきか。特に酒匂川では帰りの渋滞が気になって九時過ぎに竿を出して十三時に納竿なんていう大名のような釣りをしている。泊まり込みの神通では夕方まで粘れるので数が伸びるのだが、こんな早仕舞いでは数は出ない。次に体力不足による釣り方の雑さが問題だ。連日の釣行だと九メートルの竿を一日振っているのが辛く、ついつい所作が雑になってしまう。これは、馬鹿の一つ覚えみたいに九メートル竿を使うのではなく、風や筋肉痛の状況によって八メートル竿を使い分け、更に神通川の四連戦で編み出したのだが、振り込み、引き抜きが辛くなってきたら、思い切って仕掛けの長さを詰めることで、衰えていく体力を補えると思う。来期に向けて課題整理をしつつ、準備をしていきたいと思う。
どうか、日本中の鮎が台風の大雨に乗って川を下り、沢山の子孫を残してくれることを祈りたい。さあ台風よ、ガンガン雨を降らせて、あちこちの違法建築簗を徹底的に破壊して、鮎たちを産卵場まで運んでくれ!
・九月三〇日(火) 多摩川(日野橋) ゼロ
九月最終日、暇なので近所の多摩川を見に行くと、いい型の鮎が苔をはんでいるのが沢山見える。一旦しまった鮎竿を出して友ルアーを引いてみる。橋の上から見た感じでは縄張りを持っている感じではなく、群れて苔をはんでいる感じだったせいか、ルアーを追ってくる気配は無い。オトリが野鮎に変われば釣れそうな気はするが、その一匹が掛からないのでどうにもならない。一時間弱やってみたが全く反応無く終了。
・九月十九日(金) 神通川(高山線鉄橋上流) 一〇匹
三日間で帰るつもりだったのだが、予定を変更して金曜日の午前中だけ竿を出す。筋肉痛なので八メートル竿にしようかとも思ったが、半日なので九メートル竿で臨む。今日は朝から渋めでポツリポツリしか釣れない。そう言えば、火曜日から比べると随分水位が下がった。先週末の三連休が絶好調かつ殺人的な人出だったらしいが、その辺がピークだったのかも知れない。十一時頃、この四日間で最高の型の二十四センチ位のが掛かってからは反応無し。十二時半までで辛うじてツ抜けの十匹。
四日間で八十匹という、上手い釣り師なら一日分の釣果だが、自分としては十分に満足出来る釣果である。まだまだ群れ鮎も沢山居るが、今年は秋が早いので、一雨あれば神通川も終了だろう。地元でこの後竿を出すかも知れないが、これで今シーズン終了で構わない心境である。
・九月十八日(木) 神通川(高山線鉄橋上流) 二十一匹
三日目も同じポイントへ。今日こそ三十五匹と意気込みはあるのだが、三日目だとそろそろ腕と肩が悲鳴を上げ始める。昨日同様朝から調子がいいが、昼近くになると風が強くなってくる。こうなると竿を支えているだけで精一杯な感じだ。午後になると昨日より渋るのが早く、たまに思い出したように掛かる程度になる。十六時半まで頑張って、何とか二十一匹。寒さと腕肩の凝りでヨレヨレである。
・九月十七日(水) 神通川(高山線鉄橋上流) 二十七匹
二日目は場所を移るか迷ったが、気に入った場所で行くことにする。目標三十匹。出来れば自己新の三十五匹を目指したい。鼻炎薬を服用して臨む。第一投から入れ掛かりで幸先が良い。午前中から好調でコンスタントに釣れて、記録更新も狙えそうな感じだ。曇り空でとにかく寒い。水温は昨日より一度低い十六度。午後は段々と渋くなり、十五時頃を最後にピタリと反応が無くなる。朝のペースで行きたかったが、午後延びず二十七匹。残念ながら三十匹にも達しなかった。残念である。
・九月十六日(火) 神通川(高山線鉄橋上流) 二十二匹
夏休み第二弾は当初四国へ行って四万十川や仁淀川で竿を出すつもりでいたのだが、クルマの十万キロ整備に予想外に金が掛かったりして経済的に苦しくなったので、年券を持っている神通川へ。お気に入りの高山線鉄橋上流の瀬へ、いつもと反対の右岸側から入る。ここはクルマが十台くらいしか駐められないので、早く行かないと入れない。
朝の内は雨で渋かったが、午後から段々と調子が出てくる。八時半から十七時まで竿を出して二十二匹と、今年初めての二十匹台。久しぶりに納得の出来る釣りとなった。ただし、前回同様河原に出るとくしゃみと洟水が止まらないのには閉口。
・九月三日(水) 神通川(高山線鉄橋下流) ゼロ
九月頭に五日間の夏休みを取る。最初の二日は念願の舳倉島へ渡り、三日目から恒例の神通川。台風の出水で地形が変わっており、お気に入りの高山線上流には入れない。水位は平水に戻っているようだが、ダムの濁りが抜けないらしく笹濁り。風が強くて嫌だなと思っていると、河原に着いたとたんにくしゃみが止まらない。何が原因か判らないが物凄いアレルギーが出てしまい、釣りどころではない。立ち込まなくていい護岸の上からトロ場に一時間ほど竿を出したが釣りにならず終了。地元の爺さんによれば、富山湾の定置網で鮎が大漁だそうだ。
帰ろうとして河原の砂地に入ったので、クルマのトランスファーを四駆に切り替えようとするとパイロットランプが点滅するだけで切り替わらず、二駆に戻すことも出来なくなった。現地のディーラーに駆け込んだところ前輪のハブを切り替える機構からホース(負圧がかかっている)が外れていた。先日シリコンホースに替えた部分なので自業自得。体調も悪いので嫌になって帰路につくが、途中で一泊したら体調が戻り、以降は釣りはせず珍スポット巡りに。何だか釣りに飽きてしまったような気がする。
・八月二十九日(金) 酒匂川(十文字橋) 四匹
急に涼しくなり小雨模様なので、空いているだろうと期待して酒匂川へ。考えることはみな同じらしく、結構混雑している。ゆっくり十時から始めて、たまに思い出したように掛かって、三時間で四匹。チャラで掛かったり流芯で掛かったり、傾向が掴めない。見渡した感じでも私の上流にいた人が二回掛けたのを見たが、他は全く釣れていない。ただ、シーズンも後半に入り、型は良くなってきている。水は渇水気味で、やや垢ぐされが目立ち始めている。終盤に入る前に一雨欲しい酒匂川だ。
・八月二十二日(金) 丹波川(親川橋) ゼロ
猛暑が続く中、涼を求めて丹波川に向かうが、圏央道が事故で通行止めの影響で大渋滞。九時半に現地に着くが、釣り師の了見はみな同じらしく、めぼしい場所には釣り師が入っている。最下流の親川橋に入ってみたが清らかな水に鮎の気配は無い。ヘチの垢の付いていそうな所を拾い釣りしてみるが反応は無い。十九度の冷たい水に二時間ほど足をつけて、大分涼しくなったので、のんきやでラーメンを食べて帰宅。
正直この暑さでは、惰性で出かけてはみるものの本気で釣りはしていない。一雨降って涼しくなってくれたら、もう少し真面目に釣るのだが。
・八月十八日(月) 酒匂川(十文字橋) 一匹
お盆休みが終わったので久しぶりの酒匂川へ。平日釣行出来る人はみな同じ了見らしく、解禁日のような人出。前日遅番勤務で十時過ぎに川に着いた私は入る場所がない。と思いきや、みな早めの昼休みに入ったり、竿をたたんで帰ったりで十一時頃には随分空いてきた。つまり、みんな釣れていないのである。チャラ瀬で始めて三十分ほどで一匹目が掛かるが続かない。それから一時間ほどでもう一匹掛かるが、一旦はタモに入ったのにバウンドして飛び出す痛恨のバラし。後が続かず十五時納竿。鮎は沢山居るがみんな釣れていないのは、水温が高すぎるのか、人が多すぎるのか。家が近ければ、みんな帰った後夕まずめを狙ってみたいものだ。
・八月十二日(火)三面川(自然公園前) ゼロ
お盆休みを少し早めに取って三面川へ。台風が通過したばかりだが、川を見た感じでは竿が出せないことはない程度の増水。高橋オトリの婆さんの薦めに従って高根川合流点の自然公園前に入る。流れが強いので三面川流のオモリでオトリを止めておく釣りは出来ず、背環で瀬を引いてみる。一匹目のオトリがへたったので、二匹目に替えたところでやっと掛かるが、水面から抜いた瞬間に身切れ。それ以降気配はあるが掛からず。昼を挟んで三時間ほど竿を出したがボウズ。
翌十三日も川を見に行くが、水は減っておらず、お盆休みで釣り師もどっと増えたので竿を出す気にならず。母親が出掛けに「お盆に殺生をするものじゃない」と言っていた(毎年言われているが)のを言い訳にする。
・八月七日(木)丹波川(道の駅下) 四匹
猛暑続きなので、涼しい丹波川へ向かう。入ろうと思っていた保之瀬は先行者が居るので諦める。狭い川なので仕方ない。道の駅に車を止めて、目の前に入る。仕掛けを竿に結ぼうとした時に仕掛け巻きを落とし、拾おうと前屈みになった時脇に挟んでいた竿が伸びる。反射的に体を起こすが既に穂先が川底に突っ込んでおり、あっさり先端が折れる。もう一本の竿に切り替えて始めるが心のダメージが大きい。
トラブルがあったので十時過ぎから釣り始め、割とコンスタントに四匹掛かる。小さい鮎は奥多摩湖育ちの天然遡上ものか。十一時前にきれいなヤマメが掛かった後は反応が消える。折った竿が気になるので十三時納竿。折れた八メートル竿は、穂先が十センチくらい無くなってしまったので、蛇口の付け替えだけでは治らない。パーツで取り寄せるしかないようだ。
・八月五日(火)多摩川(日野橋) ゼロ
仕事の山場を越えて嬉しい休日。完全休養のつもりで昼から飲んでグダグダしていたが、昼飲みの帰りにちょっと日野橋に寄ってみると、鮎が苔をはんでいる姿が見える。昼寝してから鮎ルアーを持って日野橋下に入る。夕方五時半だが水温は二十九度。竿を出したものの、風が強くてどうにもならない。三十分ほどで撤退。群れ鮎は居るように見えるが、ヤマベかもしれない。ハミ跡はかなりあるので、もう少しすると友釣りでも反応がありそうだ。オトリ屋が無くて不便なのだが、次回はカツイチのリアユを試してみようと思う。
・八月一日(金)酒匂川(十文字橋) 一〇匹
八月初日は酒匂川の十文字橋へ。オトリ屋のオバサンも保証する渇水で状況は最悪。九時に二十四度だった水温が十一時には二十八度。初めに一匹掛かってから暫く音無しだったが、十時過ぎに突然入れ掛かりになる。六匹目を空中でバラすとそれ以降は再び反応が消える。午前中もう一匹掛けて、橋のたもとのみゆき食堂で昼食。
午後は一匹掛けた後続かず、帰ろうかと思った頃、ヘチの水深十センチくらいのところで立て続けに三匹。合わせて今季初のツ抜け。釣り師は多かったが、コンスタントに掛けていたのは一人だけ。見渡した限りでは私が二番手。他はみな二三匹という感じ。水温二十八度にしては我ながら大健闘。
二〇一四年 釣行二〇日、計一二〇匹(一日最高二七匹、平均六、〇匹)
まあ、結論から言えば、合計匹数では二〇一一年の一四四匹に届かず、一日の数では二〇一〇年の三四匹に届かなかった。傾向としては、年券を買った神通川と、高速が開通して行きやすくなった酒匂川への釣行が殆どであった。同じポイントばかりなのは面白くない気もするが、川の変化や気候の変化で同じ場所でも釣れ方が変わるのを多少は感じることが出来た。
反省点は、まず相変わらずの集中力不足、というより気合いが足らないというべきか。特に酒匂川では帰りの渋滞が気になって九時過ぎに竿を出して十三時に納竿なんていう大名のような釣りをしている。泊まり込みの神通では夕方まで粘れるので数が伸びるのだが、こんな早仕舞いでは数は出ない。次に体力不足による釣り方の雑さが問題だ。連日の釣行だと九メートルの竿を一日振っているのが辛く、ついつい所作が雑になってしまう。これは、馬鹿の一つ覚えみたいに九メートル竿を使うのではなく、風や筋肉痛の状況によって八メートル竿を使い分け、更に神通川の四連戦で編み出したのだが、振り込み、引き抜きが辛くなってきたら、思い切って仕掛けの長さを詰めることで、衰えていく体力を補えると思う。来期に向けて課題整理をしつつ、準備をしていきたいと思う。
どうか、日本中の鮎が台風の大雨に乗って川を下り、沢山の子孫を残してくれることを祈りたい。さあ台風よ、ガンガン雨を降らせて、あちこちの違法建築簗を徹底的に破壊して、鮎たちを産卵場まで運んでくれ!
・九月三〇日(火) 多摩川(日野橋) ゼロ
九月最終日、暇なので近所の多摩川を見に行くと、いい型の鮎が苔をはんでいるのが沢山見える。一旦しまった鮎竿を出して友ルアーを引いてみる。橋の上から見た感じでは縄張りを持っている感じではなく、群れて苔をはんでいる感じだったせいか、ルアーを追ってくる気配は無い。オトリが野鮎に変われば釣れそうな気はするが、その一匹が掛からないのでどうにもならない。一時間弱やってみたが全く反応無く終了。
・九月十九日(金) 神通川(高山線鉄橋上流) 一〇匹
三日間で帰るつもりだったのだが、予定を変更して金曜日の午前中だけ竿を出す。筋肉痛なので八メートル竿にしようかとも思ったが、半日なので九メートル竿で臨む。今日は朝から渋めでポツリポツリしか釣れない。そう言えば、火曜日から比べると随分水位が下がった。先週末の三連休が絶好調かつ殺人的な人出だったらしいが、その辺がピークだったのかも知れない。十一時頃、この四日間で最高の型の二十四センチ位のが掛かってからは反応無し。十二時半までで辛うじてツ抜けの十匹。
四日間で八十匹という、上手い釣り師なら一日分の釣果だが、自分としては十分に満足出来る釣果である。まだまだ群れ鮎も沢山居るが、今年は秋が早いので、一雨あれば神通川も終了だろう。地元でこの後竿を出すかも知れないが、これで今シーズン終了で構わない心境である。
・九月十八日(木) 神通川(高山線鉄橋上流) 二十一匹
三日目も同じポイントへ。今日こそ三十五匹と意気込みはあるのだが、三日目だとそろそろ腕と肩が悲鳴を上げ始める。昨日同様朝から調子がいいが、昼近くになると風が強くなってくる。こうなると竿を支えているだけで精一杯な感じだ。午後になると昨日より渋るのが早く、たまに思い出したように掛かる程度になる。十六時半まで頑張って、何とか二十一匹。寒さと腕肩の凝りでヨレヨレである。
・九月十七日(水) 神通川(高山線鉄橋上流) 二十七匹
二日目は場所を移るか迷ったが、気に入った場所で行くことにする。目標三十匹。出来れば自己新の三十五匹を目指したい。鼻炎薬を服用して臨む。第一投から入れ掛かりで幸先が良い。午前中から好調でコンスタントに釣れて、記録更新も狙えそうな感じだ。曇り空でとにかく寒い。水温は昨日より一度低い十六度。午後は段々と渋くなり、十五時頃を最後にピタリと反応が無くなる。朝のペースで行きたかったが、午後延びず二十七匹。残念ながら三十匹にも達しなかった。残念である。
・九月十六日(火) 神通川(高山線鉄橋上流) 二十二匹
夏休み第二弾は当初四国へ行って四万十川や仁淀川で竿を出すつもりでいたのだが、クルマの十万キロ整備に予想外に金が掛かったりして経済的に苦しくなったので、年券を持っている神通川へ。お気に入りの高山線鉄橋上流の瀬へ、いつもと反対の右岸側から入る。ここはクルマが十台くらいしか駐められないので、早く行かないと入れない。
朝の内は雨で渋かったが、午後から段々と調子が出てくる。八時半から十七時まで竿を出して二十二匹と、今年初めての二十匹台。久しぶりに納得の出来る釣りとなった。ただし、前回同様河原に出るとくしゃみと洟水が止まらないのには閉口。
・九月三日(水) 神通川(高山線鉄橋下流) ゼロ
九月頭に五日間の夏休みを取る。最初の二日は念願の舳倉島へ渡り、三日目から恒例の神通川。台風の出水で地形が変わっており、お気に入りの高山線上流には入れない。水位は平水に戻っているようだが、ダムの濁りが抜けないらしく笹濁り。風が強くて嫌だなと思っていると、河原に着いたとたんにくしゃみが止まらない。何が原因か判らないが物凄いアレルギーが出てしまい、釣りどころではない。立ち込まなくていい護岸の上からトロ場に一時間ほど竿を出したが釣りにならず終了。地元の爺さんによれば、富山湾の定置網で鮎が大漁だそうだ。
帰ろうとして河原の砂地に入ったので、クルマのトランスファーを四駆に切り替えようとするとパイロットランプが点滅するだけで切り替わらず、二駆に戻すことも出来なくなった。現地のディーラーに駆け込んだところ前輪のハブを切り替える機構からホース(負圧がかかっている)が外れていた。先日シリコンホースに替えた部分なので自業自得。体調も悪いので嫌になって帰路につくが、途中で一泊したら体調が戻り、以降は釣りはせず珍スポット巡りに。何だか釣りに飽きてしまったような気がする。
・八月二十九日(金) 酒匂川(十文字橋) 四匹
急に涼しくなり小雨模様なので、空いているだろうと期待して酒匂川へ。考えることはみな同じらしく、結構混雑している。ゆっくり十時から始めて、たまに思い出したように掛かって、三時間で四匹。チャラで掛かったり流芯で掛かったり、傾向が掴めない。見渡した感じでも私の上流にいた人が二回掛けたのを見たが、他は全く釣れていない。ただ、シーズンも後半に入り、型は良くなってきている。水は渇水気味で、やや垢ぐされが目立ち始めている。終盤に入る前に一雨欲しい酒匂川だ。
・八月二十二日(金) 丹波川(親川橋) ゼロ
猛暑が続く中、涼を求めて丹波川に向かうが、圏央道が事故で通行止めの影響で大渋滞。九時半に現地に着くが、釣り師の了見はみな同じらしく、めぼしい場所には釣り師が入っている。最下流の親川橋に入ってみたが清らかな水に鮎の気配は無い。ヘチの垢の付いていそうな所を拾い釣りしてみるが反応は無い。十九度の冷たい水に二時間ほど足をつけて、大分涼しくなったので、のんきやでラーメンを食べて帰宅。
正直この暑さでは、惰性で出かけてはみるものの本気で釣りはしていない。一雨降って涼しくなってくれたら、もう少し真面目に釣るのだが。
・八月十八日(月) 酒匂川(十文字橋) 一匹
お盆休みが終わったので久しぶりの酒匂川へ。平日釣行出来る人はみな同じ了見らしく、解禁日のような人出。前日遅番勤務で十時過ぎに川に着いた私は入る場所がない。と思いきや、みな早めの昼休みに入ったり、竿をたたんで帰ったりで十一時頃には随分空いてきた。つまり、みんな釣れていないのである。チャラ瀬で始めて三十分ほどで一匹目が掛かるが続かない。それから一時間ほどでもう一匹掛かるが、一旦はタモに入ったのにバウンドして飛び出す痛恨のバラし。後が続かず十五時納竿。鮎は沢山居るがみんな釣れていないのは、水温が高すぎるのか、人が多すぎるのか。家が近ければ、みんな帰った後夕まずめを狙ってみたいものだ。
・八月十二日(火)三面川(自然公園前) ゼロ
お盆休みを少し早めに取って三面川へ。台風が通過したばかりだが、川を見た感じでは竿が出せないことはない程度の増水。高橋オトリの婆さんの薦めに従って高根川合流点の自然公園前に入る。流れが強いので三面川流のオモリでオトリを止めておく釣りは出来ず、背環で瀬を引いてみる。一匹目のオトリがへたったので、二匹目に替えたところでやっと掛かるが、水面から抜いた瞬間に身切れ。それ以降気配はあるが掛からず。昼を挟んで三時間ほど竿を出したがボウズ。
翌十三日も川を見に行くが、水は減っておらず、お盆休みで釣り師もどっと増えたので竿を出す気にならず。母親が出掛けに「お盆に殺生をするものじゃない」と言っていた(毎年言われているが)のを言い訳にする。
・八月七日(木)丹波川(道の駅下) 四匹
猛暑続きなので、涼しい丹波川へ向かう。入ろうと思っていた保之瀬は先行者が居るので諦める。狭い川なので仕方ない。道の駅に車を止めて、目の前に入る。仕掛けを竿に結ぼうとした時に仕掛け巻きを落とし、拾おうと前屈みになった時脇に挟んでいた竿が伸びる。反射的に体を起こすが既に穂先が川底に突っ込んでおり、あっさり先端が折れる。もう一本の竿に切り替えて始めるが心のダメージが大きい。
トラブルがあったので十時過ぎから釣り始め、割とコンスタントに四匹掛かる。小さい鮎は奥多摩湖育ちの天然遡上ものか。十一時前にきれいなヤマメが掛かった後は反応が消える。折った竿が気になるので十三時納竿。折れた八メートル竿は、穂先が十センチくらい無くなってしまったので、蛇口の付け替えだけでは治らない。パーツで取り寄せるしかないようだ。
・八月五日(火)多摩川(日野橋) ゼロ
仕事の山場を越えて嬉しい休日。完全休養のつもりで昼から飲んでグダグダしていたが、昼飲みの帰りにちょっと日野橋に寄ってみると、鮎が苔をはんでいる姿が見える。昼寝してから鮎ルアーを持って日野橋下に入る。夕方五時半だが水温は二十九度。竿を出したものの、風が強くてどうにもならない。三十分ほどで撤退。群れ鮎は居るように見えるが、ヤマベかもしれない。ハミ跡はかなりあるので、もう少しすると友釣りでも反応がありそうだ。オトリ屋が無くて不便なのだが、次回はカツイチのリアユを試してみようと思う。
・八月一日(金)酒匂川(十文字橋) 一〇匹
八月初日は酒匂川の十文字橋へ。オトリ屋のオバサンも保証する渇水で状況は最悪。九時に二十四度だった水温が十一時には二十八度。初めに一匹掛かってから暫く音無しだったが、十時過ぎに突然入れ掛かりになる。六匹目を空中でバラすとそれ以降は再び反応が消える。午前中もう一匹掛けて、橋のたもとのみゆき食堂で昼食。
午後は一匹掛けた後続かず、帰ろうかと思った頃、ヘチの水深十センチくらいのところで立て続けに三匹。合わせて今季初のツ抜け。釣り師は多かったが、コンスタントに掛けていたのは一人だけ。見渡した限りでは私が二番手。他はみな二三匹という感じ。水温二十八度にしては我ながら大健闘。
台風が気がかりだが、少しそれて一雨降ってくれると状態がよくなりそうだ。今のところ期待が持てる酒匂川である。
・七月二十九日(火)多摩川(沢井) 一匹
前日までが仕事の山場だったため深酒して寝坊。近場だが初釣行の奥多摩漁協管内へ。福島オトリの助言に従い楓橋下流に入る。爽やかな快晴だが水温は十九度と低い。十時から始めて一時間ほどで二十センチくらいのきれいな鮎が、教科書通りの背掛かりで掛かるが、その後が続かず。風は強くなってくるし、次々とゴムボートの川下りが通って煩わしいので一時に納竿。
釣りを始める前に、福島オトリで佐久間さんの消息を尋ねてみた。十五年ほど前まで実家がやっていた飲食店の常連さんだったタクシー運転士。私が大学生から社会人になった頃、クルマのことなどで色々お世話になった人で。夏は仕事をさぼって鮎釣りばかりしており、時々釣りたての鮎を届けてくれたりした。長いこと会っていないが、私が鮎釣り師になったことを知らせたいと常々思っていた人で、是非一緒に釣行して、奥多摩の鮎ポイントについて教えてもらいたいと思っていた。最近はタクシーに乗っている姿も見かけないので、もう退職して釣り三昧の夏を過ごしているのだろうと思っていた。連絡先を知らないのだが、確かままごと屋の近くの福島というオトリ屋が本拠地だと聞いていたのだ。
名前を出した途端、老夫婦の表情が曇り、座敷にいたばあさんが出てくる。「もう亡くなって五年くらい経つ」とのことだ。白血病で自分の余命のことも解っていて、亡くなる三月ぐらい前に自分で運転して訪ねてきて、「次の桜は見られそうに無い」なんて言っていたとのこと。生け簀の脇の物置の扉に「奥多摩川」というカッティングシートで作った文字が貼ってあるのを指して、「これも佐久間さんが作ったんだ」と爺さんが寂しそうに言う。止めどなく面白い話を聞かせてくれる、いかにも粋な遊び人という感じの人だった。鮎釣り師として教えを乞いたかったのだが、丁度私が鮎釣りを始めた頃亡くなっていたようだ。残念である。今日のたった一匹の釣果をタモに納めた時、思わず川に向かって「佐久間さん一匹釣れたよ」と呼びかけていた。
・七月二十五日(金) 酒匂川(十文字橋) 四匹
名前を出した途端、老夫婦の表情が曇り、座敷にいたばあさんが出てくる。「もう亡くなって五年くらい経つ」とのことだ。白血病で自分の余命のことも解っていて、亡くなる三月ぐらい前に自分で運転して訪ねてきて、「次の桜は見られそうに無い」なんて言っていたとのこと。生け簀の脇の物置の扉に「奥多摩川」というカッティングシートで作った文字が貼ってあるのを指して、「これも佐久間さんが作ったんだ」と爺さんが寂しそうに言う。止めどなく面白い話を聞かせてくれる、いかにも粋な遊び人という感じの人だった。鮎釣り師として教えを乞いたかったのだが、丁度私が鮎釣りを始めた頃亡くなっていたようだ。残念である。今日のたった一匹の釣果をタモに納めた時、思わず川に向かって「佐久間さん一匹釣れたよ」と呼びかけていた。
・七月二十五日(金) 酒匂川(十文字橋) 四匹
クルマが十万キロ整備から戻ってきたので再び釣りスタート。未だにエアコンの無い居住環境なので、梅雨明けの熱帯夜に体が馴染まず寝不足。早起きして丹波川に行こうと思っていたが、寝坊したので酒匂川へ。小田急線の電車が見易い十文字橋の下流に入る。とにかく暑い。九時半の水温二十四度。午前中は何とか一匹掛かり、二匹目を掛けた所で漁協の監視員が来て、「これが二匹目……」と言った途端に身切れでバラし。午後は三匹掛けたが、二匹はオトリにならないようなチビ。周りの釣り師も低調で、一人だけチャラ瀬でコンスタントに釣っていたが、他はみんな片手に余る程度の様子。
猛暑なのに新品の三ミリ厚の鮎タイツを下ろしたのは失敗。午後には気温三十五度を超え、水温も二十八度。暑くて頭が痛くなり早めに撤収。盛期は鮎足袋にジャージくらいの軽装がいい。酒匂川は天然遡上のチビ鮎が沢山いるので、八月も十分楽しめると思う。ただせっかく圏央道が開通したのに、海老名ジャンクションが慢性的に渋滞するのは困ったものだ。
・七月十六日(水) 多摩川(日野橋) ゼロ
クルマが整備中なので、自転車で行ける範囲で釣行。多摩川中流はオトリ屋が無いので鮎ルアーでやってみる。ハミ跡は殆ど無く、瀬で群れているのはヤマベのようだ。橋から見ると小さい鮎が苔を食んでいるが、まだ小さく何匹か一緒になって食んでいる。もっと縄張り意識が強くならないと鮎ルアーでは勝負にならない。午前中二時間竿を出したが全く反応無く撤収。
・七月七日(月) 酒匂川(川音川合流点) 八匹
圏央道が開通して格段にアクセスが良くなった酒匂川に初釣行。最初に見つけた武井オトリから川を見ると小田急線の鉄橋が見える。鉄道が見える釣り場が大好きなので、迷わず目の前の川音川合流点に入る。月曜日で生憎の雨ということで釣り師は多くないが、ポイントも狭く動かずに釣る。ポツリポツリ飽きない程度に掛かり、午前中五匹、午後三匹。午後になって雨は上がったが上流で降ったらしく濁りが入ってくる。三時半に切り上げて八匹と、ツ抜けまでもう一息。
・七月十六日(水) 多摩川(日野橋) ゼロ
クルマが整備中なので、自転車で行ける範囲で釣行。多摩川中流はオトリ屋が無いので鮎ルアーでやってみる。ハミ跡は殆ど無く、瀬で群れているのはヤマベのようだ。橋から見ると小さい鮎が苔を食んでいるが、まだ小さく何匹か一緒になって食んでいる。もっと縄張り意識が強くならないと鮎ルアーでは勝負にならない。午前中二時間竿を出したが全く反応無く撤収。
・七月七日(月) 酒匂川(川音川合流点) 八匹
圏央道が開通して格段にアクセスが良くなった酒匂川に初釣行。最初に見つけた武井オトリから川を見ると小田急線の鉄橋が見える。鉄道が見える釣り場が大好きなので、迷わず目の前の川音川合流点に入る。月曜日で生憎の雨ということで釣り師は多くないが、ポイントも狭く動かずに釣る。ポツリポツリ飽きない程度に掛かり、午前中五匹、午後三匹。午後になって雨は上がったが上流で降ったらしく濁りが入ってくる。三時半に切り上げて八匹と、ツ抜けまでもう一息。
アクセスの良くなった酒匂川は日釣券が安い(千円)のと、天然遡上がいるのが魅力だが、圏央道の通行料金が高いのが玉に瑕か。所要時間がほぼ同じ桂川よりはいい感じなので、今後ホームグラウンドの候補になりそうな気がする。今週末には台風が直撃しそうなのと、クルマを整備に出すので、次の釣行は七月下旬以降になりそうだ。
・七月三日(木) 依田川(長久保) 七匹
連休最終日は千曲川水系へ。前日の雨で本流は濁ると予想して、依田川の上流部へ入る。笹濁りで水温は十五度。垢付きもイマイチ。小河川なので八メートル竿で探り釣り。釣り始めるとすぐに一匹掛かり、ポツリポツリ掛かる。草むらから派手な色の雄のキジが飛び出したり、護岸の上をイタチが走り抜けたりと釣り以外の驚きもあってそこそこ楽しみ、明日は仕事なので昼に納竿。放流ものだが尖った黄色い鰭で香りの強いワイルドな鮎が七匹。急いで帰って釣りたての鮎を肴に瓶ビールで一杯。いよいよ二〇一四年、私の夏が始まった。
・七月二日(水) 神通川(高山線鉄橋、大沢野大橋) ゼロ
神通川二日目は、どうせ釣れないなら好きなポイントということで、列車の見える高山線下へ。ここも群れ鮎は踏んづけるほど居るが、全く反応が無い。途中から対岸に入ったオッサンがコンスタントに五六匹掛けるがこっちは反応なし。昼になって引き上げようとすると、向こう岸の件のオッサンが「おーい!」と声を掛けてきて、手真似で「下流から渡ってこっちへ来い」と呼びかけている。昨日の投網の爺さんといい、いい人ばかりで嬉しい。移動するつもりなので、手を振って頭を下げる。大沢野の8番ラーメンで昼食を取って、午後は大沢野大橋へ。ここは自己最多の一日三十四匹を記録した場所だ。しかし、見渡す限り、毛針が二人居るだけで友釣りは一人も居ない。群れ鮎を眺めながら二時間ほど竿を出すが音無し。解禁から一週間で、放流ものは釣りきられ、天然物はまだ小さくてオトリを追わないということだろう。年券を買ったので、神通川は八月以降にまた来ようと思う。
・七月一日(火) 神通川(新保大橋上流) 一匹
七月の頭に三連休が取れたので、例年の坊主スタートは何とか避けようと思い切って神通川へ。舟崎オトリのご主人に聞いたところ、私の好きな高山線鉄橋は釣れてないらしいので、少し下流の新保大橋に入る。釣り師が少なく快適だが、さっぱり反応が無い。十一時近くなって、岸で見ていた投網の爺さんに手招きされる。「邪魔だからどけ」と言われるのかと思ったら、「養殖じゃ釣れないから持って行け」と、天然物を二匹もらう。「もっと深いところじゃないと釣れない」と助言されて深場に移動するがさっぱり釣れない。昼過ぎにいつの間にか一匹掛かっていたが、糸を張ってなかったのでアタリも何も無く、釣った実感無く納竿。坊主ではなかったものの、釣れた感じは一切無し。周りの釣り師もポツポツしか釣れてないのが救いか。
・沈黙の六月
満を持して解禁を迎えたのだが、六月は他の予定が多く最初から釣りに行けそうなのは、三日、九日、十三日の三回だけだった。しかし一日に北海道で風邪を引き、三日は発熱でダウン。九日は大雨で釣りにならず。十三日は翌週のキャンプの準備に一日かかることになった。早くも六月は釣行ゼロになりそうだ。
・七月三日(木) 依田川(長久保) 七匹
連休最終日は千曲川水系へ。前日の雨で本流は濁ると予想して、依田川の上流部へ入る。笹濁りで水温は十五度。垢付きもイマイチ。小河川なので八メートル竿で探り釣り。釣り始めるとすぐに一匹掛かり、ポツリポツリ掛かる。草むらから派手な色の雄のキジが飛び出したり、護岸の上をイタチが走り抜けたりと釣り以外の驚きもあってそこそこ楽しみ、明日は仕事なので昼に納竿。放流ものだが尖った黄色い鰭で香りの強いワイルドな鮎が七匹。急いで帰って釣りたての鮎を肴に瓶ビールで一杯。いよいよ二〇一四年、私の夏が始まった。
・七月二日(水) 神通川(高山線鉄橋、大沢野大橋) ゼロ
神通川二日目は、どうせ釣れないなら好きなポイントということで、列車の見える高山線下へ。ここも群れ鮎は踏んづけるほど居るが、全く反応が無い。途中から対岸に入ったオッサンがコンスタントに五六匹掛けるがこっちは反応なし。昼になって引き上げようとすると、向こう岸の件のオッサンが「おーい!」と声を掛けてきて、手真似で「下流から渡ってこっちへ来い」と呼びかけている。昨日の投網の爺さんといい、いい人ばかりで嬉しい。移動するつもりなので、手を振って頭を下げる。大沢野の8番ラーメンで昼食を取って、午後は大沢野大橋へ。ここは自己最多の一日三十四匹を記録した場所だ。しかし、見渡す限り、毛針が二人居るだけで友釣りは一人も居ない。群れ鮎を眺めながら二時間ほど竿を出すが音無し。解禁から一週間で、放流ものは釣りきられ、天然物はまだ小さくてオトリを追わないということだろう。年券を買ったので、神通川は八月以降にまた来ようと思う。
・七月一日(火) 神通川(新保大橋上流) 一匹
七月の頭に三連休が取れたので、例年の坊主スタートは何とか避けようと思い切って神通川へ。舟崎オトリのご主人に聞いたところ、私の好きな高山線鉄橋は釣れてないらしいので、少し下流の新保大橋に入る。釣り師が少なく快適だが、さっぱり反応が無い。十一時近くなって、岸で見ていた投網の爺さんに手招きされる。「邪魔だからどけ」と言われるのかと思ったら、「養殖じゃ釣れないから持って行け」と、天然物を二匹もらう。「もっと深いところじゃないと釣れない」と助言されて深場に移動するがさっぱり釣れない。昼過ぎにいつの間にか一匹掛かっていたが、糸を張ってなかったのでアタリも何も無く、釣った実感無く納竿。坊主ではなかったものの、釣れた感じは一切無し。周りの釣り師もポツポツしか釣れてないのが救いか。
・沈黙の六月
満を持して解禁を迎えたのだが、六月は他の予定が多く最初から釣りに行けそうなのは、三日、九日、十三日の三回だけだった。しかし一日に北海道で風邪を引き、三日は発熱でダウン。九日は大雨で釣りにならず。十三日は翌週のキャンプの準備に一日かかることになった。早くも六月は釣行ゼロになりそうだ。
大雨の影響はこれから判ってくると思うが、ホームの桂川は一番下流の相模湖との境にホロジリ堰堤という落差十数メートルのバカの壁があり、相模湖に落ちた鮎は二度と戻って来られない。相模湖建設の漁業保証金で莫大な放流費用が入る、桂川漁協の補助金漬け体質のツケである。毎年買っていた桂川の年券を今年は買わないことにする。七月には圏央道が開通しているはずなので、小田原方面を重点的に攻めてみようかと思う。
・解禁に当たって(五月三十日)
今年も鮎釣りの季節が来た。毎年恒例だが、ここに鮎釣りの釣行記録を綴っていこうと思う。二〇〇九年から始めた鮎釣りだが、その上達しなさ加減には我ながら呆れるばかりだ。振り返りで、去年までの成績を並べてみる。
二〇〇九年 釣行十二日、計 二〇匹(一日最高 九匹、平均一、七匹)
・解禁に当たって(五月三十日)
今年も鮎釣りの季節が来た。毎年恒例だが、ここに鮎釣りの釣行記録を綴っていこうと思う。二〇〇九年から始めた鮎釣りだが、その上達しなさ加減には我ながら呆れるばかりだ。振り返りで、去年までの成績を並べてみる。
二〇〇九年 釣行十二日、計 二〇匹(一日最高 九匹、平均一、七匹)
二〇一〇年 釣行二一日、計一〇七匹(一日最高三四匹、平均五、一匹)
二〇一一年 釣行二二日、計一四四匹(一日最高十八匹、平均六、五匹)
二〇一二年 釣行十六日、計 五八匹(一日最高十七匹、平均三、六匹)
二〇一三年 釣行十一日、計 二〇匹(一日最高 七匹、平均一、八匹)
二〇〇九年は八月二十九日が初釣行だったので割り引かねばいけないから、去年は天候に恵まれなかったとは言え、最低の年だったことに間違いはない。
さて、長期予報では冷夏と言われている二〇一四年だが、まず六月は色々所用と、恒例の新潟キャンプがあり、竿を出せる日が二三日しか無さそうな見込みだ。毎年解禁日には必ず竿を出していたのだが、今年はスタートから出遅れる。
二〇〇九年は八月二十九日が初釣行だったので割り引かねばいけないから、去年は天候に恵まれなかったとは言え、最低の年だったことに間違いはない。
さて、長期予報では冷夏と言われている二〇一四年だが、まず六月は色々所用と、恒例の新潟キャンプがあり、竿を出せる日が二三日しか無さそうな見込みだ。毎年解禁日には必ず竿を出していたのだが、今年はスタートから出遅れる。
一方で良いニュースもあり、六月二十八日には圏央道の高尾山~相模原愛川間が開通するので、小田原、伊豆方面への釣行が格段に楽になる。未踏の酒匂川、早川、狩野川などへの日帰り釣行も気軽に行けるようになる。行動範囲を拡げるのか、ホームグラウンドに力を入れるか、悩ましいところではある。また、去年の渇水での解禁、一昨年の解禁前の大雨に比べ、今年は五月に適度な雨が降っているので、天候的には順調なスタートと言えると思う。
というわけで、今年の鮎釣りの目標を宣言する。今年は釣行二十五日、合計二五〇匹、一日平均一〇匹、一日最高三〇匹を目標とする。とにかく最近は釣り方が雑になってきているので、基本に忠実、丁寧な釣りを心がけたい。
というわけで、今年の鮎釣りの目標を宣言する。今年は釣行二十五日、合計二五〇匹、一日平均一〇匹、一日最高三〇匹を目標とする。とにかく最近は釣り方が雑になってきているので、基本に忠実、丁寧な釣りを心がけたい。
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