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2018年9月23日 (日)

成田山久留米分院

成田山久留米分院

救世慈母大観音(一九八二年建立、六十二メートル)

 北九州で半日暇と云うことになると、まず押さえたいのはここであろう。西鉄の高架からも見える巨大仏、成田山久留米分院の救世慈母大観音を御参りしてきた。石段を登ると、本堂の左奥が拝観料五百円がかかるエリア。この中に、救世慈母大観音、インド村・平和大仏塔極楽殿、歴史館、地獄館がある。
 先ずはインド村・平和大仏塔極楽殿。高さ三十八メートルの仏塔で、ブッダガヤ大仏塔のコピー。有名な建築物のコピーを建てるというのは、生口島の耕三寺みたいで香ばしい。中には金ピカでインドっぽい釈尊像や様々な仏画などがあるが、目を引いたのは「日本一鑿子」という仏壇のおりんの化け物。直径一メートルくらいだろうか。叩いてみると鐘というよりは銅鑼のような音がした。
 続いて五百(はないと思う)羅漢像を見ながら救世慈母大観音、台座の後ろ側に体内巡りの入口がある。高さ六十二メートルの首のあたりまで階段で登れる。内部は蒸し暑くて殺風景。所々に景色を眺められる小窓が付いている。台座部分や階段の所々に人形や絵があるが、もう少し見せ場があってもいいと思う。東京湾観音みたいに外に出られる展望台でもあると素晴らしいのだが。
 大観音の足元から怪しい地下通路に順路は続いており、その途中に何故か「孝子の像」がある。これは「一日一善爺さん」として知られる笹川良一が老母を背負って金比羅様の階段を登ったという有名な美談を銅像にしたもので、確か船の科学館や日本船舶振興会にあるものだと思う。何故そのレプリカがこんな薄暗い地下通路に置かれているのか。何の説明もないので全く判らない。
 地下通路を抜けると歴史館。歴史上の人物像を天然の宝石で作ったものが沢山並んでいる。甲府の宝石庭園と蒲郡の貝殻館(竹島ファンタジー館)の折衷みたいなもので、その他に関係ない骨董品なども並んでいるところが香ばしい。
 そして最後は地獄館。お馴染みの地獄の様々なシーンが電動の人形と怪しい照明で再現されている。人形の表情などとてもよく出来ている上に状態も良く、徳島の正観寺八大地獄より規模は小さいが、大変に見応えがある。特に責められている人間の苦悶の表情が素晴らしい。

 残念ながらこれらのアトラクション、もとい宗教施設は、内部は撮影禁止のためここに画像を示すことは出来ない。しかし、ネット上には結構動画なども上がっているようなので、興味のある方は是非見てみてほしい。久留米近辺まで行ったなら、バスに乗って行くだけの価値は十分にあるスポットである。

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