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2019年6月 2日 (日)

鮎釣り二〇一九

・九月二十七日(金) 佐渡島の某河川(二ヶ所) 三匹

 私の勤務先では、今年から五日間の夏休を消化しきれないと、課長に呼び出されて説教されるらしい。働き方改革である。土日に残りの夏休をくっつけて念願の佐渡へ渡る。念のため鮎釣りの道具も持参する。
 二日目を釣りにあてて、島内の河川を物色する。中央の国府川と南部の羽茂川には漁業権が設定されているが、それ以外の川には漁業権が無いので新潟県内水面漁業調整規則で禁漁期間とされている期間(一月一日~六月十五日、十月一日~十月七日)を除けば自由に鮎釣りができるという予備知識のみで様子を見るが、平地の少ない島なので釣りができるような川は少ない。
 放流も管理もされていない川なので、具体的な河川名は差し控えるが、最初の川で釣り開始。土手の上から竿を出してみる。群れ鮎が沢山いるので、その中にそっと鮎ルアーを送り込む。秋川の鮎のように驚いて散ることもなく、鮎ルアーを踊らせても逃げもしない。しかし、群れ鮎なので偶然掛かるのを待つしかない。しばらく待っていると下流から威勢のいいのが泳いできて鮎ルアーに体当たり。一匹目をゲット。おとりを野鮎に替えてさあこれからと張り切るが、群れ鮎たちは全く追う気配がない。鮎がいそうなのは河口から数十メートルだけなのだが、他に縄張り鮎がいる気配がないのである。しばらく粘るが反応なし。
 別の川に移動して、ここはと思うポイントに鮎ルアーを送ると一発でガツンと掛かる。野鮎をおとりにして送り込むと、すぐに二匹目。しめたと思って続けるが、これでお終い。上下に移動するが、群れ鮎はうじゃうじゃいるのだが、瀬が無いので友釣りにならない。餌釣りならじゃんじゃん釣れそうだが、友釣りでは縄張り鮎が少なくてどうにもならない。どの川も河口から数十メートル程度で垂直な段差がある場合が多く、鮎が住める区間が短いのだ。川の流れも細く、土手の上から釣るような釣りで面白くない。友釣りをする人がいない理由がよく解った。
 翌日は島内観光。佐渡金山や歴史伝説館などに行く。最南端の宿根木の町並みを観光するが、狭い路地の脇に用水路がある。幅一メートルも無い三面張りの水路だが、コンクリートに埋め込まれている玉石にきれいな喰に跡があり、よく見ると鮎が沢山泳いでいる。ここならば一間半くらいの竿で友釣りができそうだ。
 佐渡の鮎はまだまだ小さく群れていたが、釣れた鮎は小さくても既にサビが入っていた。今年の気候で育ちが遅いのか、毎年こんなものなのかは解らないが、友釣りの醍醐味は味わえない。今度佐渡に夏に来る機会があったら、友釣りではなく餌釣りの用意をしてこようと思う。

 遠征もしたので今年の鮎釣りはお終い。書きたくもないが釣行九回、十七匹という結果だ。年券を買った丹波川に冷水病が出たのが痛かったとは言え、もうやめちまえと言いたくなる体たらくだ。
 さあ、気分を切り替えてカワハギ釣りの準備をするが、カワハギも近年にない不漁らしい。ゲン直しにマス釣り場でも行ってみようかなあ。

・八月十一日(日) 丹波川(保之瀬) ゼロ

 三連休の初日は夏バテで起きられず、二日目に満を持して丹波川へ。村営釣り場や道の駅下にはそこそこ釣り師が入っているので、下流の保之瀬に入る。下保之瀬橋の下流には先行者がいるので、少し上流まで歩いて釣り下ろうと歩き始める。河原を歩いていると、水の流れの緩い所に点々と鮎の死骸が沈んでいる。鮎釣り師なら何が起こったか一目で判る光景だ。上保之瀬橋の近くから釣り下るが全く反応はない。ここぞというポイントで目印が飛ぶが、掛かったのは綺麗な岩魚。
 昼まで釣り下るが鮎の姿は見られないまま。標識をつけた漁協の監視員が五六人様子を見に来ていたので話を聞く。上流の方ではまだ発生していないらしいが間違いはなさそうだ。今年は早い段階で秋川では発生していたので、そこから回ってきた釣り師が足袋やタイツが生乾きのまま入川したのかも知れない。残念だが出てしまったら仕方が無い。足袋とタイツをよく乾かして、シーズン後半の戦略を検討せねばなるまい。

・八月三日(土) 丹波川(道の駅下) ゼロ

 七月は所用が多くて第一週しか釣行出来なかった。梅雨が明けて満を持しての丹波川。木曜に雨が降ったそうでやや増水気味でいい感じだが、釣り師は少ない。
 前回と同じ道の駅下に入るが反応は全くなし。一時間半ほどでやっと掛かったと思ったら、綺麗なパーマークのあるアマゴ。
 午後からは拾い釣りに変えようと思いながら飯を食っていると、目の前から二人組が入川して拾い釣りを始める。これで戦意喪失し、結局午後は竿を出さず撤収。
 水量、天候ともにいい感じなのだがなぜ釣れないのか。浅い瀬には群れ鮎がまだいるので、条件さえ良くなればまだ釣れると思うのだが。

・七月七日(日) 丹波川(道の駅下) 五匹

 昨日の釣果に気をよくして、車中泊して朝七時から釣り開始。小雨で昨日より若干水量が増え濁り気味だ。昨日の石をまず探るが今日は反応なし。解禁日と違い釣り師が全然いないので移動しながら拾い釣りでポツリポツリと五匹釣ったのだが、昨日と違い十四度の水に立ち込んでいるので寒くて仕方なく、腹が痛くなってきたので九時半に終了。年券を持っているのでこんな釣り方も可能だ。今年は八メートル竿と一本針仕掛けで真夏の丹波川に通おうと思う。

・七月六日(土) 丹波川(道の駅下) 九匹

 何と八年ぶりに新しい鮎竿を買った。竿おろしは絶対坊主を避けたい。ふるさと納税で年券を手に入れた丹波川の解禁日に臨む。
 前日入りしようかとも思ったが、天気も悪そうなのでそれほど混まないだろうと高をくくり、九時頃現地入り。竿の出せるところにはビッシリ釣り師が並んでいる。川幅が狭くなって深みになっているところに入るが、どう見てもヤマメ釣りのポイントだ。水温も十四度とヤマメ向きである。立ち込まずに、陸からおとりを泳がせてじっと待つが追われる気配はない。
 暫くして目の前の大きな石を鮎が盛んに喰んでることに気づく。少し移動して離れて観察していると岸から一・五メートルほどの大石を何匹もの鮎が競うように喰んでいるが、岸に近いので釣り師が通るとサッと散ってしまう。岸からかなり下がって鮎が戻ってきたところにおとりを送り込むと、あっさり一匹目が掛かる。野鮎をおとりにして同じ場所に送り込むとすぐに二匹目。この繰り返しでパタパタっと七匹釣れる。
 昼休みを挟んで午後も同じ石で二匹。三匹目をキャッチミスしたところで雨脚が強くなってきたので終了。午前中の七匹は流れが緩い所だったので、錨針ではなく一本針での釣果。新竿、新仕掛けで結果を出せたので嬉しい。一本針は根掛かり、エビが殆ど無いので使いやすい。次回から錨針とともに常備したいと思う。

・六月二十一日(金) 桂川(鳥沢) ゼロ

 先週先々週と天候に恵まれず竿を出せなかった。今週は土日出勤当番なので、待望の平日釣行。相模川も酒匂川もどうしようもなさそうなので、久々の桂川へ。ただし、桂川漁協は酒匂川漁協とは違って、全く釣れていなくても、釣果情報は大体五~三〇匹と掲載するので信用出来ない。
 鳥沢のJR鉄橋の上流に入る。暫く様子を見ているが誰も釣れていない。渋いのは判ったので、流れの緩い瀬に入ってオトリを自由に泳がせてみるが、全く反応がない。群れ鮎はいるので丁寧にやるがダメ。昼飯昼寝を挟み土手の上から川の様子を良く観察する。釣れているのは一人だけ。ヤマメ釣りのような瀬から淵に落ち込んだ白泡の立つ深場でやっている人のみだ。瀬はダメであろうと判断。群れ鮎が回遊している渕尻の緩い流れにオトリを止めて、秋川でやるような群れ鮎狙いの釣法で頑張ってみる。じっと静かにしていると何度も群れ鮎がオトリのいるところを通過する。しかし、オトリが多少反応して動く程度で、ちょっかいを出すやつは無し。緩流用の一本針仕掛けにしたせいもあり、偶然引っ掛かるやつもいない。悪い予想通り解禁から三連続坊主。
 群れ鮎は沢山いるので、育って縄張りを持つようになれば状況は変わりそうだ。ただし、天然遡上無しの桂川は、遡上河川が釣れ始めれば用は無い。どこへ行ってもダメな状況で、次はどこに行くか悩ましいところだ。

・六月二日(日) 相模川(高田橋上流) ゼロ

 坊主スタートを取り返したいのだが、酒匂川は濁りと垢腐れとの情報。桂川土日は混むので避けたい。秋川は流れが細いので難しいなどとグズグズ考えたあげく、やっぱり相模川へ。昨日少しは釣れたらしい高田橋上流の瀬に入る。
 今日も見る限り釣れていないし、監視員も回ってこない。解禁二日目の日曜日に監視員が来ないというのは、絶望的な状況ということであろう。やはり昼過ぎまで頑張ったが気配も無し。ワカサギみたいな子鮎は結構見えるので、魚がいないわけではないようだ。
 まさかの二タテスタートとなってしまった。相模川は絶望的なので、転戦先を検討せねばなるまい。

・六月一日(土) 相模川(高田橋下流) ゼロ

 今年も鮎釣りの季節が来た。昨年七月に仕事の部署が替わり、カレンダー通りの勤務になってしまったので、釣行は基本土日祝日となってしまった。平日釣行出来る人がうらやましいが、こればかりは仕方ない。今年も三〇匹、三〇センチを目標に鮎釣りの記録を書いていきたい。

 解禁日は前日残業で出遅れ。九時頃に高田橋下流の一本瀬に入る。両岸は釣り師でびっしりだが、誰も釣れている気配はない。漁協の監視員の第一声も「釣れませんねえ」というほど低調。ボウズだけは避けたいと昼過ぎまで頑張ったが、気配すら無し。あんなにいた釣り師もみんな引き上げてしまった。見ていた限り、二百メートルほど下流で長い格闘のあげく四〇センチくらいの鯉を釣り上げた人が唯一の釣果だった。
 今年は渇水で、水量は少ないのに水は濁っている。苔も腐れ苔なので、鮎の育ちも悪そうだ。遡上は例年並みらしいので、梅雨に一二度大水が出てくれれば、遡上、苔付きともに良くなりそうだ。

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