携帯電話の充電器
充電器兼用の携帯電話用卓上ホルダーの接触が悪くなり、携帯を置いても充電されていないことが多くなった。
取り敢えずお約束で、接点部分をHBの鉛筆で磨いて(塗って?)みたのだが、通電ランプが点くか点かないかしか判断基準がないので、今ひとつはっきりしない。そこで、充電器の方をちょっと改造してみることにした。
改造と言っても大それた事ではない。たまたま手元に以前に買った小型の電流計があったので、充電器のコード部分に取り付けてみたのだ。使った道具はハサミと熱収縮チューブとライター。作業時間五分ほどで完了。仮付け程度の出来であるが、持ち歩くわけではないから構わない。
早速携帯電話に繋いでみる。
最初は〇、四アンペアくらい。暫くすると〇、二アンペアくらいに下がり、画面に「FULL」の表示が出ると〇、〇一アンペア。携帯側で制御しているのだと思うが、見事に急速充電~通常充電~トリクル充電を切り替えている。一昔前の無線機などの電池は、この制御が出来ないために充電しっぱなしにすると過充電になって、すぐに電池がダメになってしまったものだ。実は今回使った電流計も、十年近く前に通常充電とトリクル充電を切り替えられる、無線機用の充電器を自作したときに買ったものだ。
ちなみに私の乗っているクルマのダッシュボードには太陽電池パネルが付いており、バッテリーの補充電に供しているが、ここにも自作で同じような電流計が取り付けてある。太陽電池パネルの定格には最大一五〇ミリワットと書いてあったので、最大一五〇ミリワットの電流計を付けているが、真夏のカンカン照りでも、五〇ミリワット程度しか出ていないようだ。
電気や電波は目には見えないものだが、素人にとってはそれらを視覚的に感じられる計測器類というのは面白い。本当の希望は、計器なしで電波が見えるようになることなのだが。
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